2D BIM化アシスト

Jw_cad、DWG/DXF、SXFのファイルを読み込んで、2D汎用データをBIM化します。2D汎用の柱、壁レイヤなどの線分を参照して、柱、壁などのオブジェクトを自動配置できます。

BIM化の詳しい操作については、目的別マニュアル「2D BIM化アシスト編」を参照してください。
ここでは、変換可能なファイル、BIM化対象となるオブジェクト、レイヤ分けの条件を解説します。

2D汎用データBIM化の条件

読み込み可能なファイル

種類 ファイル拡張子 ファイル形式
Jw_cadデータ jww,jwc JWW ver7.00-7.11/JWC ver2.22H
DWG/DXFデータ dwg,dxf 2018/2013/2010/2007/2004/2000/R14/R13/R12
SXFデータ sfc,p21  

BIM化できる図面・オブジェクト

対象の図面 建物関連データ:平面図(平面詳細図)
敷地周辺データ:配置図(その他にも敷地求積図、日影図など敷地が入力されている水平投影図面)
オブジェクト 2D汎用データのレイヤ情報を参照して、以下のデータをBIM化します。
・ 敷地境界
・ 通り芯・基準芯
・ スペース
・ 柱・壁
・ 建具

レイヤ分けの条件

Jw_cad、DWG/DXFともに、敷地、通り芯、基準芯、スペース、柱、壁、建具データのレイヤが正しく分けられている必要があります。これらのデータが1つのレイヤに混在していると、正しく変換されません。

図面 条件
配置図

敷地データが、その他のレイヤと分けられている必要があります。通り芯、基準芯がある場合も同様です。

例)レイヤ(0):方位データ
  レイヤ(1):敷地データのみ
  レイヤ(3):道路データ

平面図

通り芯、基準芯、スペース、柱、壁、建具のデータが、その他のレイヤと分けられている必要があります。

※ただし、柱データはレイヤ(5)とレイヤ(6)に入力というように、それぞれ複数のレイヤに分けられていてもかまいません。

レイヤグループ分けの条件(Jw_cadデータのみ)

配置図、全階の平面図データが1ファイルに入力されているJw_cadデータの場合、レイヤグループが正しく分けられている必要があります。

平面図ならば、1つのレイヤグループにその階の通り芯、基準芯、スペース、柱、壁、建具のデータが登録されている必要があります。配置図の場合は、敷地のデータが登録されている必要があります。