縮尺・レベル他
ビューで表示する縮尺や、平面ビューにおける部材の描画レベル、立面・断面ビューなどにおける階のレベル表示を設定します。
また、梁・スラブなどを、見上方向・見下方向のどちらで表示するかを設定します。

簡略/標準/詳細表現の縮尺を変更するにはM037110_scl_sec04
表示設定の簡略/標準/詳細を切り替えたときに平面ビューで描画する縮尺を設定します。
(詳しくは、「簡略/標準/詳細表現」を参照)

部材の描画レベルを変更するにはM037110_scl_sec01
部材の描画する高さを、FL基準、SL基準、梁天基準のいずれかで設定します。部材が描画レベル上に存在するか、描画レベルより上・下に存在するかで、平面ビューの表示が変わります。
メモ
- 描画レベルが表示に影響する部材は、次のとおりです。
柱、壁、壁(パラペット)、防水アゴ、陸・傾斜屋根、軒、ブレース、スラブ、梁、建具、カーテンウォール、パーティション、内壁・外壁仕上(層間線)、床仕上、化粧材、巾木、ルーバー、笠木、水切、スタディモデル 「セットバック」などを使って斜めにした部材の描画にも、描画レベルの設定が影響します。

部材の描画範囲を変更するにはM037110_scl_sec03
通常、現在階のSLから上部梁天までの範囲にある部材を平面ビューに表示しています。そのため、例えば上階の壁が梁天より低い場合、上階の壁も点線で表示されます。
レベルを変更した上下階の部材を平面ビューに表示させたくないときは、「描画範囲(他階データ)」を設定します。
「上部(梁天)」にはマイナス値、「下部(SL)」にはプラス値を入力します。

階のレベル表示を変更するにはM037110_scl_sec02
一般階とR階について、立面・断面・展開ビューでレベル表示する項目にチェックを付けます。
また、レベル表示の表記方法を、次のように変更できます。

梁・スラブ・スラブ開口・水平ブレースの表示方向を変更するにはM037110_scl_sec05
梁・スラブ・スラブ開口・水平ブレースについて、見上方向・見下方向のどちらで表示するかを設定します。
メモ
- 「基礎優先表示」のときやR階のときは、常に見下げ表示になります。
また、種別が「基礎大梁」「基礎小梁」の梁や、分類が「土間」のスラブも常に見下げ表示です。