寸法線・引出線
図面作成時に加筆する寸法線、引出線について設定します。
寸法線・引出線の表現を設定するにはM037570_snp_sec03
配置図、全体投影配置図、平面図、断面図、立面図、天井伏図、平面詳細図、矩計図、展開図、建具キープラン、ボリューム解析配置図、ボリューム解析断面図、斜線図、LVS平面図、LVS断面図、確認申請配置図、確認申請平面図、確認申請立面図、確認申請断面図のときに設定できます。
「スタイル」で、加筆する寸法線・引出線のレイヤ、線幅、線種、線色、フォント、矢印形状などを設定します。
項目 | 内容 |
レイヤ | 寸法線・引出線のレイヤを設定します。レイヤは、「レイヤ・ペン」の「レイヤ管理」で設定したレイヤから選択します。 |
寸法値/フォント | 寸法線・引出線のフォント、文字の高さ、スタイルを設定します。 ※「背景」がONの場合、「GLOOBEのオプション(CAD環境)」の「システム色」にある「背景」の色で文字の背景を塗りつぶします。 |
矢印 | 寸法線の線端形状を設定します。 |
補助線 | 寸法線の補助線(足)を設定します。 |
タイプ | 引出線の描画タイプを設定します。 |
離れ/角度 | 引出線の位置と角度を設定します。 |
図面作成時に寸法線を加筆するにはM037570_snp_sec01
配置図、全体投影配置図、平面図、断面図、立面図、天井伏図、平面詳細図、矩計図、展開図、建具キープラン、ボリューム解析配置図、ボリューム解析断面図、斜線図、LVS平面図、LVS断面図、確認申請配置図、確認申請平面図、確認申請立面図、確認申請断面図のときに設定できます。
モデルで入力した寸法線を作図する
モデルの「一般図寸法線」または「詳細図寸法線」で入力した寸法線を作図する場合にONにします。
モデルの寸法線を優先するため、図面・GLOOBEシートでは関連する寸法の加筆を行いません。
「モデルで入力した一般図寸法線を作図する」をONにすると、通り芯間、階高・最高高さの加筆を設定できない状態になります。
「モデルで入力した詳細図寸法線を作図する」をONにすると、その他の加筆を設定できない状態になります。
通り芯間、基準芯間、階高・最高高さの寸法を加筆する
図面作成時に加筆したい寸法にチェックを付けます。
「階高」「最高高さ」は、断面図、立面図、矩計図、ボリューム解析断面図、LVS断面図、確認申請立面図、確認申請断面図のときに設定できます。
「基準芯間」は、断面図、矩計図、ボリューム解析断面図、LVS断面図、確認申請断面図のときに設定できます。
- 断面図、矩計図、ボリューム解析断面図では、最高高さ寸法の起点を「設計GL」「地盤面」から選択できます。「地盤面」を選んだときは寸法線に「最高高さ」「軒高」の文字が追加され、地盤面のレベル線や地盤面から設計GLまでの寸法も表示されます。
また、軒高の対象階を「R階」「PH階」から選択できます。「R階」を選んだときは軒高をR階梁天、「PH階」を選んだときはPH1階より上の階を無視して軒高をPH1階梁天で計測します。 - 展開図では、「通り芯間」の「基準芯を考慮する」がONの場合は通り芯・基準芯で芯間寸法線を描画し、OFFの場合は通り芯のみで芯間寸法線を描画します。
壁、仕上の寸法を加筆する
平面詳細図、矩計図のときに設定できます。
加筆したい寸法にチェックを付けると、平面詳細図では各壁の始終点の中間に、矩計図では当階FL~上階FLの中間位置に描画します。
- 「壁厚+壁仕上厚」の場合は、内壁仕上・外壁仕上も含めて寸法を描画します。このとき、壁下地層(フカシを含む)から仕上面までの寸法を「内訳」とするか「合計」とするかを設定します。
- 「壁・壁仕上合計厚」の場合は、壁厚と壁仕上厚の総合計値の寸法を描画します。
- 「芯振分け寸法」で「作成対象種別」を指定すると、通り芯・基準芯が壁主体層にある場合は主体層厚の振分け寸法を描画します。通り芯・基準芯が下地層にある場合や未入力の場合は、振分け寸法を描画しません。
- 「振分け寸法に以下の寸法を付加する」は、芯振分け寸法を描画する場合に有効です。
建具、パーティション、カーテンウォール、サスペンドガラスの寸法を加筆する
図面作成時に加筆したい寸法にチェックを付けて、作図タイプを設定します。
平面詳細図、矩計図、展開図のときに設定できます(展開図は建具、パーティションのみ)。
平面詳細図の場合
- 外部建具は外側に、内部建具は建具の「内」方向に寸法を描画します。
- パーティション、カーテンウォール、サスペンドガラスは、「外」方向に寸法を描画します。
- 建具の寸法を有効開口でとるか枠外でとるかは「寸法押さえ位置」で設定します。
有効開口 「建具編集」「建具見付編集」の「外枠形状断面設計」の「有効開口線」で設定した有効開口線間の寸法になります。 枠外 簡易枠見付の外側間の寸法になります。
矩計図、展開図の場合
- 外部建具の断面寸法は、
「外部建具作図位置」を「外側」にした場合、当階FL~上階FLまでの寸法を外部に描画します。
「外部建具作図位置」を「内側」にした場合、床~天井までの寸法を内部に描画します。 - 内部建具の断面寸法は、建具の「外」方向の床・天井からの寸法を「外」方向に描画します。
- パーティション、カーテンウォール、サスペンドガラスの断面寸法は、「外」方向に描画します。
- 建具の寸法を有効開口でとるか枠外でとるかは「寸法押さえ位置」で設定します。
有効開口 | 「建具編集」「建具見付編集」の「外枠形状断面設計」の「有効開口線」で設定した有効開口線間の寸法になります。 |
枠外 | 簡易枠見付の外側間の寸法になります。 |
スペース高さの寸法を加筆する
断面図、矩計図、展開図、LVS断面図、確認申請断面図のときに設定できます(展開図は「天井高」のみ)。
スペースの断面中央に寸法補助線端点がくる位置に描画します。床の凹凸や勾配屋根は考慮しません。
- 「上階SL~天井」「当階SL~床」は「天井高」がONのときのみ描画できます。
スラブ、屋根、基礎の寸法を加筆する
矩計図のときに設定できます。
スラブ断面、屋根断面の中央、基礎の端に補助寸法線端点があたる位置に描画します。
境界線の距離を加筆する
ボリューム解析配置図、LVS平面図、確認申請平面図のときに「境界線緩和幅」を描画できます。
ボリューム解析断面図、LVS断面図のときに「境界線緩和距離」「対面道路境界距離」を描画できます。
- 境界線緩和幅、境界線緩和距離、対面道路境界距離が表示されない場合は、作図条件の「レイヤ・ペン」で「ボリューム解析-敷地境界線」の「緩和境界線」「対面道路境界線」のレイヤ設定を確認してください。ここが「作図OFF」の状態だと表示されません。
図面作成時に引出線を加筆するにはM037570_snp_sec02
配置図、平面図、断面図、立面図、天井伏図、平面詳細図、矩計図、展開図、確認申請平面図、確認申請立面図、確認申請断面図のときに設定できます。
モデルで入力した引出線を作図する
モデルの「一般図引出線」または「詳細図引出線」で入力した引出線を作図する場合にONにします。
モデルの引出線を優先するため、図面・GLOOBEシートでは関連する引出線の加筆を行いません。
引出線の表現を設定する
平面詳細図、矩計図、展開図では、図面作成時に指定した仕上名称を引出線で加筆できます。そのときの仕上仕様や複層間の引出文字の表現を設定します。
配置図、平面図、断面図、立面図、確認申請平面図、確認申請立面図、確認申請断面図の場合、この設定は、「プロパティ引出線」で仕上の名称などを加筆するときに使用されます。
仕上仕様の引出線を加筆する
引出線のスタイルを設定して、図面作成時に加筆したい仕上仕様にチェックを付けます。
平面詳細図、矩計図、展開図のときに設定できます。