ローカルモデル更新
モデルデータを共有している場合、データの編集後に上書き保存しようとすると、「○○○.GLMが他ユーザー又はシートにて更新されています。」という赤字のメッセージが表示されることがあります。
これは、他のデータ共有者がモデルデータの上書き保存を行った場合に表示されるメッセージです。
このまま「上書保存」をクリックすると、他のデータ共有者が書き込んだ内容がクリアされて今保存するデータに置き換わってしまうため、他のデータ共有者が加筆修正した内容を共有中のモデルデータに取り込む必要があります。
共有中のモデルデータを更新するM050126_lcm_sec01
- 「保存」ダイアログに赤字のメッセージが表示された場合は、一旦「キャンセル」をクリックします。
- 「プロジェクト」メニューから「ローカルモデル更新」を選びます。
- 他のデータ共有者が加筆修正した内容を取り込むと、ツールバーにメッセージが表示されます。
- 「上書き保存」をクリックします。
- 「保存」ダイアログに赤字のメッセージがないことを確認して、「上書保存」をクリックします。
注意
- ローカルモデル更新はオブジェクトが対象で、文字、線分などの汎用データや図面は対象外です。
また、オブジェクト寸法線・引出線、3D寸法線・引出線、雲形、視点、シーン、イメージ下図なども対象外です。 -
モデルデータを共有している場合、片方のマシン(A)で対象外のデータとオブジェクトを変更し、もう一方のマシン(B)でローカルモデル更新を行うと、オブジェクトの変更のみが更新されます。
その後、Bのマシンで上書き保存を行うと、Aのマシンで変更した「ローカルモデル更新対象外のデータ」はなくなってしまいます。
基本的に、モデルデータを後から開くときは読み取り専用で扱うことを推奨します。データを共有するときは、ローカルモデル更新の対象や同期操作をご理解の上、ご使用ください。
(詳しくは、「モデルデータを共有するには」を参照)