方位
方位マークは、立面ビューの方角、ボリューム解析での日影計算、レンダリング時の太陽位置の基準になります。
方位マークが入力されていないときは、画面の上方向を北とみなします。
方位マークを置くM110110_hoi_sec01
- 「方位」をクリックします。
- 入力モードが「1点方向」であることを確認します。
- テンプレートから方位マークのタイプを選びます。
- 方位マークの中心と北方向をクリックします。
メモ
- 「オフセット」を入力することで、クリックした位置から設定値の分、ずらして配置できます。
- 方位マークのサイズは、作図表現(マーク他)の「方位」タブで設定します。
- 方位マークは1プロジェクトで1シンボルのみ入力できます。既に入力されている場合は、次の入力時に削除されます。
指定した線分と平行・垂直に方位を設定するにはM110110_hoi_sec02
入力モードの「要素角度参照」を使用すると、指定した線分に対して平行、垂直に方位マークを入力できます。
入力モード | 操作 |
「要素角度参照(平行)」 | 【指定した線分に対して平行に方位マークを置く場合】 |
「要素角度参照(垂直)」 | 【指定した線分に対して垂直に方位マークを置く場合】 |
メモ
- 「オフセット」を入力することで、クリックした位置から設定値の分、ずらして配置できます。
磁北と真北を表示するにはM110110_hoi_sec03
「真北角度表示」にチェックを付けて、真北角度(偏角)を設定します。「真北角度(偏角)」には、磁北に対する真北角度のずれを設定します。
メモ
- 北方向を示す「N」は磁北に付けられます。「真北」の文字は表示されません。
真北の角度を表示するには、「真北角度数値表示」をONにします。
方位のテンプレートを登録するにはM110110_hoi_sec04
方位マークは自由に形状を登録できます。ここでは、次図を例に操作を解説します。
- 参照する方位マークのタイプを選んで、「編集」をクリックします。
「方位タイプ」ウィンドウが開きます。 - 「磁北入力モード」で、汎用機能を使用して磁北用の形状を入力します。
- 「真北入力モード」に切り替えて、真北用の形状を入力します。
- 「登録・更新」をクリックします。
- 登録するグループ名と名称を設定して、「OK」をクリックします。
- 「閉じる」をクリックして、確認画面で「はい」をクリックします。
方位マークの角度と立面ビューの方角との関係M110110_hoi_sec05
方位マークの角度によって、立面ビューの方角は下図のように変わります。