レベルチェック

入力されているスラブ、梁の天端レベルを階単位でチェックします。

チェックの対象となるのは、スラブ、段差スラブ、キャンティスラブ、梁、べた基礎、片持ち基礎です。

部材のレベルを確認する

  1. 「データチェック」メニューから「レベルチェック」を選びます。
    アクティブ階に入力されているスラブや梁が、天端レベル別に塗りつぶし表示されます。
  2. レベルを変更したい部材がある場合は、レベルを選んで「選択」をクリックします。
    そのレベルにあるすべての部材が選択状態になります。
  3. 部材のプロパティで高さを変更します。
  4. 「再チェック」をクリックすると、塗りつぶし表示が更新されます。

メモ

  • 「レベルチェック」を実行すると、壁以外の躯体要素、通り芯、基準芯、寸法線、断面線のみが各ビューで表示された状態になります。
  • プロパティの次の値を参照して、レベル別に色分けします。
    断面形状、フカシ、増し打ち、耐火被覆、おれ・そり・むくりは考慮しません。
    • オブジェクト 参照プロパティ 備考
    スラブ 上端 勾配の値は関係しません。
    梁（勾配タイプ：なし） 上端 　
    梁（勾配タイプ：始終点高） 始点上端 終点上端の値は関係しません。
    梁（勾配タイプ：比率） 傾斜基準高 傾斜基準、比率の値は関係しません。
    べた基礎 基準高 基準位置は上端・下端どちらでも関係しません。
    片持ち基礎 下端 　
  • 塗りつぶしの色は、自動的に設定されます。
  • 「FL」「SL」をクリックすると、FL基準・SL基準を切り替えられます。
    　
  • 「レベルチェック」パネルを開いたまま、部材の高さを編集できます。
    このとき、「ピン」をクリックして外した状態にしておくと、パネルが一時的に最小化されて必要なときだけ自動で開くようになります。
    （詳しくは、「パネルを一時的に最小化するには」を参照）