表示パレット
選択状態のコマンドサポートウィンドウや表示パレットでは、オブジェクトごとの各ビューでの表示状態を設定します。
ビュー表示の設定はテンプレートとして登録でき、担当者別あるいは工程ごとに使い分けることで、必要な部材のみを表示させて入力や編集を効率的に行うことができます。
表示のテンプレートを切り替えるM410660_plt_sec01
- 「表示パレット」メニューから「表示パレット」を選びます。
- 表示のテンプレートを変更します。
テンプレートに設定されている表示条件でビューの表示が切り替わります。
メモ
- 新規データ、または、使用マシンで初めて開くデータの場合、「初期値」のテンプレートで表示します。
過去に同じマシンで開いたデータの場合は、前回データを閉じたときに選択していたテンプレートで表示します。 - テンプレートの「(最終保存時)」を選ぶと、前回データを保存したときの表示状態を復元できます。
「(最終保存時)」の設定は、モデルデータ内に保存されています。
- 表示パレットが大きくて邪魔になる場合は、「ピン」をクリックして外した状態にしておくと、パネルが一時的に最小化されて必要なときだけ自動で開くようになります。
(詳しくは、「パネルを一時的に最小化するには」を参照)
表示の設定項目を変更するM410660_plt_sec02
オブジェクトの表示/非表示、塗りつぶしのON/OFF、線幅・線色などは個別に変更できます。
設定 | 結果 |
● 非表示にしたいとき
オブジェクトの「2D表示」の欄を「×」にします。 |
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● 塗りつぶしをOFFにしたいとき
オブジェクトの「Color2D」の欄を「×」にします。 |
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● 線幅や線色を変更したいとき
オブジェクトの「線幅・線色」の欄をクリックして設定を変更します。 |
メモ
- 選択状態のコマンドサポートウィンドウでは、「色」に切り替えると、「Color2D」「Color3D」を設定できます。
- 表示種別を切り替えると、一覧に表示するオブジェクトを絞り込むことができます。
「任意」を選択した場合は、「種別選択」ダイアログで一覧に表示するオブジェクトを設定します。 - 「Color2D」および線幅の設定は、平面ビューツールバーの「優先表示の切り替え」メニューで「Color2Dを有効にする。」「線幅を有効にする。」がそれぞれONになっているときに有効です。
表示の設定項目
表示 | 内容 |
「2D表示」 | 平面ビューで表示する場合は「○」、非表示にする場合は「×」にします。 「2D表示」のアイコンをクリックすると全ON/OFFの設定ができます。 |
「3D表示」 | 3D/立面/断面/展開ビューで表示する場合は「○」、非表示にする場合は「×」にします。 「3D表示」のアイコンをクリックすると全ON/OFFの設定ができます。 |
「選択」 | すべてのビューにおいてデータ選択の対象とする場合は「○」、非対象とする場合は「×」にします。 「選択」のアイコンをクリックすると全ON/OFFの設定ができます。 |
「線幅・線色」 | 平面ビューで表示する線幅と線色を設定します(線種はシステム固定です)。 線幅は、強調/普通/控えめから選択します。 3D/立面/断面/展開ビューで表示する線種・線幅・線色はシステム固定です。 |
「Color2D」 | 平面ビューで塗りつぶしやハッチング描画する場合は「○」、枠線のみで描画する場合は「×」にします。 「Color2D」のアイコンをクリックすると全ON/OFFの設定ができます。 |
「Color3D」 | 立面/断面/展開ビューの見付面および3Dビューにおいて、テクスチャや単色カラーで描画する場合は「○」、枠線のみで描画する場合は「×」にします。 「Color3D」のアイコンをクリックすると全ON/OFFの設定ができます。 |
Color2DとColor3Dの設定
Color2D | |
● 種別毎
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表示設定の「Color2D」の列が設定できるようになります。 各オブジェクトのプロパティで設定している「Color2D」ではなく、ここで設定したColor2D表現で平面ビューを描画します。 |
● Color2D属性
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各オブジェクトのプロパティで設定している「Color2D」で平面ビューを描画します。 |
● 一律同じ色
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「一律同じ色」の隣のボックスで設定した色・ハッチングで平面ビューを描画します。 |
Color3D | |
● Color3D属性
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各オブジェクトのプロパティで設定している「Color3D」で、立面/断面/展開ビューの見付面および3Dビューを描画します。 |
● 一律同じ色
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「一律同じ色」の隣のボックスで設定した色で、立面/断面/展開ビューの見付面および3Dビューを描画します。 |
表示のテンプレートを登録するにはM410660_plt_sec03
- 「設定」をクリックします。
- 「表示設定」ダイアログのタブを切り替えて、すべてのオブジェクトの表示設定を確認します。
- 「追加」をクリックします。
- テンプレートの名称を設定して、「OK」をクリックします。
メモ
- 登録したテンプレートは、「GLOOBEのオプション(基本設定)」で設定されているテンプレートフォルダ内に「○○○.glz」の名前で保存されます。
- テンプレートの内容を更新、または削除したい場合は、「表示設定」ダイアログでテンプレートを選び、「変更」または「削除」をクリックします。
選択したオブジェクトのビュー表示を設定するにはM410660_plt_sec04
一覧に表示される数が多くて目的のオブジェクトを探しづらいときは、画面でオブジェクトを選択後に「表示パレット」メニューから「表示パレット(選択種別)」を選びます。
選択しているオブジェクト種別のみのパレットになり、目的のオブジェクトの表示を設定しやすくなります。