隣地境界線
隣地境界線を入力して、日影・斜線・天空率の計算条件となる公園・河川などの情報をセットします。
隣地境界線を入力するM810510_rks_sec01
- 「隣地境界線」をクリックします。
- 入力モードが「敷地境界線指定入力」であることを確認します。
- 天空率にて、屈曲した隣地境界線をひとつにまとめる場合は、「屈曲境界線を一つの境界線に設定する」をONにします。
- 隣地地盤高さや河川・広場等の幅、建物後退距離などを設定します。
- 隣地境界線に設定する地盤・敷地境界の辺をクリックします。
項目 | 内容 |
河川等幅 | 隣地斜線・北側斜線(各適合建物)の計算時にはこの設定値の1/2が緩和距離として、道路斜線(適合建物)の計算時にはこの設定値が緩和距離として計算されます。また、日影計測線は、この値から緩和条件が自動計算されます。 |
広場等幅 | 隣地斜線(適合建物)の計算時にはこの設定値の1/2が緩和距離として、道路斜線(適合建物)の計算時にはこの設定値が緩和距離として計算されます。 ※ 北側斜線(適合建物)および 日影計測線は対象外なので、この値を参照しません。 |
建物後退距離 | 隣地斜線・道路斜線(各適合建物)の計算時に、この設定値が緩和距離として計算されます。 |
隣地地盤高さ | 隣地地盤(隣地の平均地表面)の高さを設定します。地盤面からの高低差の値ではなく、「階設定」のレベル基準による地面の高さを入力してください。 隣地斜線・北側斜線(各適合建物)の計算時に、この設定値と、地盤面の高さの差に基づいて緩和高さが計算されます。 ※ 日影測定面の緩和高さは、この値で自動計算されません。「用途地域」のプロパティ「日影測定面・規制時間」タブの「緩和高」をONにして、緩和高を直接入力する必要があります。 |
メモ
- 隣地境界線の入力時に、方位を参照して北側境界線にあたる辺には「北側」と表示され、入力された隣地境界線のプロパティ「基本」タブの「北側境界線」がONになります。
北側斜線(適合建物)および 高度斜線の計算時に、この「北側境界線」がONになっている境界線を対象とします。計算対象からはずす場合はOFFに変更します。
- 隣地境界線の名称を移動したい場合は、境界線を選択したときに表示される「名称移動」のハンドルをドラッグします。
隣地境界線をまとめて入力するにはM810510_rks_sec02
入力モードの「ポイント入力」を使用すると、指定した始点と終点の間にある地盤・敷地境界の辺をまとめて辺単位で隣地境界線に設定することができます。