計測線発散ライン
閉鎖法による5m・10mラインを描きます。
また、発散法による5m・10mラインの発散曲線を作成します。
閉鎖法による5m・10mラインを入力するM840110_kss_sec01
- 「計測線」メニューから「計測線」を選びます。
- 入力モードが「閉鎖方式」、「みなし境界線のみ作成」がOFFになっていることを確認します。
- 敷地をクリックします。
みなし境界線および閉鎖方式の計測線が配置されます。
メモ
- 「みなし境界線のみ作成」をONにして「みなし境界線」のみを作成した場合は、入力モードの「みなし境界線参照」を使用して計測線を発生させます。
発散法によるラインを追加するにはM840110_kss_sec02
入力済みの計測線(閉鎖法)に対して、発散曲線を追加します。
- 「計測線」メニューから「発散ライン」を選びます。
道路境界線・隣地境界線の情報から、発散曲線が作成できるポイントが緑色で表示されます。 - 発散ラインを適用するポイントをクリックします。
- 最後にEnterキーを押すと、発散ラインが配置されます。
タイプ | 発散ラインのとり方 |
10m以下の道路(緩和地境界)の場合 | ● 5m発散ライン
各発散線と計測軸の交点から、発散線方向に5mの頂点を結んだ線(限界軸と交点以降は、限界軸上の直線)になります。 ● 10m発散ライン 各発散線と計測軸の交点から、発散線方向に10mの頂点を結んだ線になります。また、5mラインと限界軸の交点以降は、限界軸から5mの頂点を結んだ線になります。 |
10mを超える道路(緩和地境界)の場合 | ● 5m発散ライン
法規上、5mラインは限界軸に一致するため、限界軸上の直線になります。 ● 10m発散ライン 各発散線と限界軸の交点から、発散線方向に5mの頂点を結んだ線になります。 |
メモ
- 発散ラインは以下の点が入力対象です。
・隅切り境界線と道路境界線の接点
・道路境界線と隣地境界線の接点
・道路境界線と道路境界線の接点で、且つ出隅になっている点
ただし、「屈曲境界線を一つの境界線に設定する」がONで入力した道路境界線の出隅は対象外です。 - 隅切り部の発散ライン作成位置は、「日影設定」で設定します。
(詳しくは、「隅切り部の発散ライン原点を設定するには」を参照)