指定点日影指定点日影表指定点日影再計算指定点日影NG確認
指定した点の日影時間を計算して描画します。
また、その計測点における日影時間をバーチャートで表示します。
計測点を指定して日影時間を描画するM840350_stn_sec01
- 「指定点日影」メニューから「指定点日影」を選びます。
- 計測点の開始名称を設定して、計測する位置をクリックします。
- 最後にEnterキーを押すと、各点の名称と日影時間が描画されます。
参照するデータ | 内容 |
方位 | ・未入力時はY軸方向を真北として計算します。 |
地盤・敷地境界 | 「基本」タブ ・「平均地盤高」の設定値+用途地域の測定面高さで計算します。 |
用途地域 | 「日影測定面・規制時間」タブ ・「日影規制を有効にする」がONのとき計算します。 ・5mライン・10mラインの「規制時間」の設定で等時間図を作成します。 ・敷地の平均地盤高+「平均地盤±」の設定値が測定面高さになります。 ・「緩和高」を設定時は測定面高さに緩和高を考慮します。 |
日影設定 | 「共通」タブ ・「緯度 北緯」「計算日時」「規制時間帯」の設定で計算します。 「計算設定」タブ ・指定点日影計算の「計算時間間隔」の精度で計算します。 |
指定した点の日影時間をバーチャートで表示するにはM840350_stn_sec02
計測点の日影時間を詳細に確認するには、「指定点日影」メニューから「指定点日影表」を選びます。
日影になる時間帯をバーチャートで確認できます。
指定した点の日影時間を再計算するにはM840350_stn_sec03
計算建物の形状や指定点の日影時間に変更があった場合は、「指定点日影」メニューから「指定点日影再計算」を選んで、配置済みの指定点日影を再計算します。
すべての指定点日影を再計算するときは、入力モードの「一括モード」で「実行」をクリックします。
再計算する指定点日影を限定するときは、入力モードを「範囲指定」に変更し、再計算の範囲を指定して「実行」をクリックします。
規制時間をオーバーするポイントに指定点を自動配置するにはM840350_stn_sec04
- 「指定点日影」メニューから「指定点日影NG確認」を選びます。
- 計算対象や間隔、指定点の開始名称を設定して、「実行」をクリックします。
5m・10mラインの規制時間をオーパーするポイントに指定点が配置され、日影時間が描画されます。
メモ
- 例えば、規制時間帯が「8時~16時」で、10mライン規制時間が「3時間」の場合、11時、13時の時刻日影線と10mラインの交点間が計算対象になります。この区間を「計算距離間隔」で指定した間隔で指定点日影を計算し、規制時間をオーバーする指定点のみ自動配置されます。
- 規制時間をオーバーする指定点がない場合は、ツールバーにメッセージが表示されます。
なお、現在の設定でNG点がなくても、「計算距離間隔」を変更するとNG点が発生する場合があります。