シリーズ設定-部材条件

出入口の建具枠、和室に内障子付きサッシの入力、太陽光パネルのモジュールサイズと自動配置の条件について設定します。

出入口建具を三方枠にするには

「建具」タブでは、内部の建具を三方枠か四方枠にするかを設定します。三方枠にする場合は、対象の建具種別「ドア」「引戸・引違戸・可動間仕切」「折戸」をONにします。

この設定は、立体の再作成、または建具の入力、プロパティの変更をおこなったときに反映されます。また、「一括自動」で再配置する建具にも有効です。

メモ

  • 建具の両側の部屋の床高が異なる場合は、三方枠になりません。
  • 建具種別が「立体建具」で下枠が作成されていないものは、「ドア」「引戸・引違戸・可動間仕切」「折戸」がOFFであっても、下枠は表示されません。
  • 三方枠が可能なのは、大壁の部屋同士の出入口で以下の種別の建具です。
    分類建具種別
    引違2枚引違戸、3枚引違戸、4枚引違戸
    引戸・折戸 片引戸、2枚引戸、3枚引戸(4枚引戸)、引分戸、伸縮戸、2枚可動間仕切、4枚可動間仕切、6枚可動間仕切、8枚可動間仕切
    ドアすべて
  • 以下の種類の部屋に配置される建具は対象外(四方枠)です。
    部屋グループ建具種別
    サニタリーUB
    和室 和室、仏間、床の間、縁側

和室にサッシを入力するときに内障子を付けるには

和室に3Dカタログのサッシを入力するときに、内障子付きで入力する場合は「和室にサッシを入力時、内障子を設定する」をONにして、種別ごとに初期形状を設定しておきます。

太陽光パネルのサイズ・自動配置条件を変更するには

「太陽光パネル」タブでは、「屋根・天井」の「太陽光パネル」で配置するパネルのサイズ、自動配置の条件を設定します。

モジュールサイズ・素材

縦・横 太陽光パネルのモジュールの大きさを設定します。
すべての形状のモジュールで共通し、モジュールに外接する矩形の大きさを基本とします。台形モジュールの上辺、クラウンモジュールの頂点の長さは、設定した比率により計算して設定されます。
※ 自動配置されるパネル形状は、屋根形状によって異なります。
厚さ パネル枠の厚みを設定します。屋根と一体化した太陽光パネルを入力するときは、「0」に設定します。
パネル・枠 立体に表示する太陽光パネルの素材を設定します。

自動配置

張り方 「いも張り」「馬張り」のどちらかをONにして、パネルの張り方を設定します。
コーナーモジュールを使用 自動配置で三角・台形・クラウンモジュールを使用するときは、ONにします。FFのときは、標準モジュールだけ使用されます。
張り方によって、使用するモジュールが異なります。
  • いも張り:三角モジュール
  • 馬張り:台形モジュール・クラウンモジュール
「コーナーモジュールを使用」がONのとき、「太陽光パネル」「疑似パネル」で台形・三角モジュールが使用される箇所を太陽光パネルにするか疑似パネルを使用するかを設定します。
オフセット 太陽光パネルを取り付ける範囲を設定します。指定した屋根の軒先やけらば、隅木からオフセットする距離を設定し、オフセットされた領域が太陽光パネルを配置する対象の範囲になります。
  • 「軒」:軒先線からオフセットする距離を設定します。
  • 「端」:隅木やけらばからオフセットする距離を設定します。
パネル間隔 「左右」「上下」には、自動配置で並べる太陽光パネル間の間隔を設定します。