共通マスタ

ZEROの各マスタで使用している3Dカタログ、またはArchi Masterのコンテンツの登録状況をチェックします。

共通マスタの「マスタメニュー▼」から「マスタチェック」を選びます。

チェック時は、3Dカタログ.comと通信しますので、インターネットに接続されている必要があります。

3Dカタログ	各マスタで使用している3Dカタログのコンテンツをチェックします。リンク切れのコンテンツがあった場合は、3Dカタログ.comからダウンロードして登録できます。
Archi Master	各マスタで使用しているArchi Masterのコンテンツをチェックします。3Dカタログのコンテンツに変換できます。

メモ

• 共通マスタの「マスタメニュー▼」－「マスタチェック」でチェックする対象は、次のマスタです。

  チェック対象のマスタ
  屋根仕上マスタ	内部天井仕上マスタ
  外部天井仕上マスタ	外壁仕上マスタ
  外壁仕上マスタ	床仕上マスタ

3Dカタログ

各マスタで使用している3Dカタログのコンテンツをチェックします。

1. 確認画面が表示されるので、確認して「OK」をクリックします。
   
2. 「【コンテンツ】マスタチェック」ダイアログの「3Dカタログマスタ」をONにし、チェックしたい項目をONにして「チェック実行」をクリックします。
   
3. チェックした結果の確認画面を確認して、「OK」をクリックします。
   
   チェックした結果、問題がない場合は次図の画面が表示されます。
   
4. 一覧に表示された問題のデータを確認して、「3Dカタログ.com同期」をクリックします。
   

   リンク	3Dカタログマスタに登録されていないコンテンツです。同期処理で、3Dカタログ.comからダウンロードします。
   取扱期限	取扱いの期限が切れているコンテンツです。同期処理でダウンロードできません。
   廃番	削除されているコンテンツです。同期処理でダウンロードできません。
   使用不可	使用不可になっているコンテンツです。同期処理でダウンロードできません。
   非表示	一覧非表示のコンテンツです。同期処理でダウンロードできません。
   同期	3Dカタログマスタに登録されているコンテンツが古いです。同期を実行して、最新の内容にします。
   契約	3Dカタログ.comの契約とオプションをチェックして、設定されているコンテンツが使用可能かチェックします。契約されていないコンテンツには、「×」が表示されます。 リンク切れのコンテンツは、「3Dカタログ.com同期」のあと契約状況をチェックします。

5. 同期処理が終了すると確認画面が表示されます。「はい」をクリックして、問題が解消されたことを確認します。
   

メモ

• 各仕上マスタごとに3Dカタログの登録データチェックを行うこともできます。
  各仕上マスタの「処理▼」メニューから「マスタチェック」を選びます。
• 廃番、取扱期限切れ、非表示、使用不可のコンテンツは、3Dカタログマスタの「基本表示設定」でONにして一覧に表示することができます。

Archi Master

各マスタで使用しているArchi Masterのコンテンツをチェックします。Archi Masterから3Dカタログにコンテンツを変換できます。

注意

• 3Dカタログに変換する前に、マスタのバックアップを取ることをお勧めします。
• Archi Masterのコンテンツにある「単価マスタを使用する積算」は、3Dカタログに変換されません。

1. 「【コンテンツ】マスタチェック」ダイアログの「Archi Master」をONにし、チェックしたい項目をONにして「チェック実行」をクリックします。
   
2. 仕上マスタに設定されているArchi Masterのコンテンツが一覧表示されます。確認して「AM→3DCマスタ変換」をクリックします。「AMコンバートオプション」ダイアログで取り込む項目をONにし、元データの「非表示フラグ」を設定して「OK」をクリックします。
   
3. 変換が終了し、エラーがあると確認画面が表示されます。確認して「OK」をクリックします。
   エラーがない場合、確認画面は表示されません。
   

メモ

• Archi Masterのリンク切れのコンテンツは、3Dカタログに変換できません。
• 各仕上マスタごとに3Dカタログの登録データチェックを行うこともできます。
  各仕上マスタの「処理▼」メニューから「マスタチェック」を選びます。
• 変換時に3Dカタログ.comと通信して、同等のコンテンツが存在するか確認します。

  3Dカタログ.com	変換条件
  Archi Masterと同等のコンテンツが存在する場合	3Dカタログ.comからダウンロードします。 メーカーの建材として登録されます。
  Archi Masterと同等のコンテンツが存在しない場合	ユーザーの建材として登録されます。 メーカー名が登録されていない場合、ユーザーのメーカーを登録します。

• Archi Masterの一部の項目は、3Dカタログマスタの次の項目に変換されます。

  マスタ	Archi Masterの項目名	3Dカタログマスタの項目名
  素材	シリーズ ※シリーズがなければ、建材	製品
  	建材	グループ
  	用途	シリーズ
  部品	シリーズ ※シリーズがなければ、グループ	製品
  	グループ	グループ
  	種別	シリーズ
  建具	シリーズ ※シリーズがなければ、用途	製品

• 建具のカラーバリエーションは、変換しません。ユーザーの建材として登録される場合は、変換されます。
• 内障子建具は、変換できません。
• 寸法区分が「未区分」の建具は変換できません。内法基準か外法基準に変更してから変換します。
• 建具のガラス情報は、平成28年基準に置き換わります。

建物の外装、内装に関するマスタのデータを Excelに出力することができます。Excelでデータの内容を確認、編集して ARCHITREND ZEROに取り込むことができます。

1. 「マスタメニュー▼」から「 Excelエクスポート・インポート」を選びます。
2. 「Excelエクスポート・インポート」ダイアログで、対象のマスタを選び「エクスポート」をクリックします。
   

   外装マスタ	建物の外装に関するマスタ（外壁仕上、外部天井仕上、屋根仕上、外部標準）のデータを出力します。
   内装マスタ	建物の内装に関するマスタ（床仕上、内壁仕上、内部天井仕上、部屋）のデータを出力します。

3. Excelでデータを確認、編集したら、ファイルに保存します。
4. 「Excelエクスポート・インポート」ダイアログの「インポート」をクリックして保存したファイルを選択します。
5. 「Excelインポート」ダイアログで、取り込むExcelのマスタデータのみONにして「OK」をクリックします。
   

メモ

• Excelデータの詳細は、出力されるExcelデータの「概要」シートを参照してください。

内外装・部屋
外部標準仕様	建物外部の仕様を登録したマスタです。屋根仕上、外部天井仕上、外壁仕上の各マスタに登録されている仕上をセットします。また、屋根の高さ、外壁の腰壁高さなども登録します。
屋根仕上	屋根に使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
外部天井仕上	屋根の軒天井や玄関先の天井などに使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
外壁仕上	建物の外壁に使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
部屋	部屋の仕様を登録したマスタです。内部天井仕上、内壁仕上、床仕上げの各マスタに登録されている仕上をセットします。また、部屋のタイプ、天井の高さなども登録します。
内部天井仕上	部屋の天井に使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
内壁仕上	部屋の壁に使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
床仕上	部屋の床に使用する仕上の素材、下地の仕様を登録します。
木造軸組構造
金物マスタ	木造軸組工法で使用する金物を登録します。また、木造壁量計算の柱接合部の自動判定で使用するN値や壁倍率の条件を設定します。
筋かいマスタ	筋かいを表現する標準の図形を用意していますが、標準にない筋かいの表現をしたいときに、図形を作成してマスタに登録します。
木造構造材	木造の構造に必要な部位の材木の寸法、樹種等を設定します。また、木造構造計算で使用する基準強度、積算で使用する割付け、基準長さなども設定します。
スパン表	木造床小屋伏図で横架材の断面寸法を自動設定するのに使用します。
造作材	巾木や敷居などの部位に使用する材木の寸法、樹種等を設定します。また、積算で使用する割付け、基準長さなども設定します。
下地材	床下、壁、天井の下地の部位に使用する材木の寸法、機種等を設定します。また、積算で使用する割付け、基準長さなども設定します。
木造構造材単価	木造構造材マスタの部位で使用する材木の樹種、等級別に発注単価、見積単価、定価を設定します。
造作材単価	造作材マスタの部位で使用する材木の樹種、等級別に発注単価、見積単価、定価を設定します。
下地材単価	下地材マスタの部位で使用する材木の樹種、等級別に発注単価、見積単価、定価を設定します。
2×4構造
たて枠	2×4構造で使用する隅柱を登録します。
2×4構造材	2×4の構造に必要な部位の材木の寸法形式、樹種等を設定します。また、2×4構造計算で使用する基準強度、積算で使用する割付け、基準長さなども設定します。
2×4構造材単価	2×4構造材マスタの部位で使用する材木の樹種、等級別に発注単価、見積単価、定価を設定します。
S/RC構造
鋼材	角形鋼管、H形鋼などの鋼管を登録します。
鉄筋	RC部材の配筋に使用する鉄筋を登録します。
リスト登録	S/RC構造で使用する基礎部材、鉄筋コンクリート部材、鉄骨部材の仕様を登録します。
標準配筋	RC部材の鉄筋の定着や余長、接合部や特殊な部材の配筋仕様を設定します。
積算
AM 工事区分	積算で使用する工事区分を登録します。
AM 単価	各工事区分の材料や費用の単価、補給率等を登録します。
AM 素材／AM 部品／AM 建具	Archi Masterに登録されている素材、部品、建具です。
計算式	集計するときの数量の計算式を登録します。登録した計算式は、積算集計マスタで選択します。
AM 汎用数量コード	標準では算出できない数量を集計したいときに、汎用数量コードを登録します。登録した汎用数量コードは、数量拾いで、図面に汎用数量コードのデータを入力します。
積算集計	各工事区分に登録した材料や費用を割り当てる単価、計算式を設定します。また、集計条件を設定します。
その他1
樹木	配置図に入力する樹木を登録したマスタです。樹木平面、樹木立面の各マスタに登録されている平面表現と立面表現、パースをセットします。また、樹木の高さと積算も登録します。
樹木平面	汎用の図形を使って、樹木の平面図を作成、登録します。
樹木立面	汎用の図形を使って、樹木の立面図を作成、登録します。
火災時性能	火災時の安全に関する性能表で使用する感知警報装置、外壁・軒裏の耐火性能、開口部の耐火性能を登録します。
空気環境性能	空気環境に関する性能表で使用するホルムアルデヒド対策の特定建材、居室の換気方法、局所換気の場所等を登録します。
劣化軽減性能	劣化の軽減に関する性能表で使用する項目、内容を登録します。
建具等級	ARCHITREND ZERO で登録した建具の性能等級、性能の数値等を登録します。
建具集計	建具の区分別記号、同じ記号で集計する建具の条件等を設定します。
3D部品	ARCHITREND ZERO で使用する3D部品を作成、登録します。
その他2
木造壁パネル	木造軸組パネル工法で使用する各部位のパネルを登録します。
木造床パネル
木造天井パネル
木造矢切パネル
木造屋根パネル
建具形状	ARCHITREND ZERO で使用する建具を作成、登録します。
クイック建具グループ	クイック建具で入力する建具を登録します。クイック建具グループマスタで、入力時のグリッド数に応じて配置する建具を登録し、クイック建具マスタで外部と部屋間の入力する位置より選択するクイック建具グループを設定します。ここで登録できる建具は、Archi Masterに登録されている建具、または建具形状マスタに登録されている建具のみです。
クイック建具