共通初期設定：フォント

「文字分類」で分類（一般文字、寸法線、部屋文字など）をクリックして、その分類のフォントとスタイル（太字・斜体）を設定します。

TrueTypeフォント	通常、プリンタ印刷を行う場合は、TrueTypeフォントを選択して「フォント名」でフォントの種類を選択します。 文字列に全角文字が含まれているときに、「フォント名」から欧文フォントを選択すると、文字化けを起こすので注意してください。
ベクトルフォント	通常、ペンプロッタで作図を行う場合は、ベクトルフォントを選択します（プロッタが文字フォントをもっていない場合も出力可能であるため）。 用意されてない文字（特殊記号）もありますので、注意してください（プリンタ印刷／プロッタ出力共）。

図面で作成されるデータには、部屋名称や寸法線や記号の文字、図・表内の文字などがあり、これらの文字は次表のように分類されています（次図：平面詳細図の場合）。

文字分類	初期値	文字サイズの設定箇所
一般文字	「文字」メニューのコマンドで入力する文字や、図面を自動作成したときに作図される高さ基準、図面名、記号名などの文字に連動します。	「物件初期設定：文字・ハッチング」の「一般文字」で設定
寸法線	「寸法線」メニューのコマンドで入力する寸法文字、部屋寸法、屋根寸法、平面詳細図などで作成する仕上（仕様）の寸法文字に連動します。	「物件初期設定：寸法・引出線」の【寸法線】【引出線】で設定
部屋名称	平面図の「部屋」で入力する部屋の名称に連動します。	「物件初期設定：文字・ハッチング」の「部屋文字」で設定
通り芯	「通り芯」メニューのコマンドで入力する通り芯の符号名に連動します。	「物件初期設定：通り芯」で設定
表・タイトル	面積表、仕上表のタイトル文字、「文字」メニューの「表入力」のタイトル属性の文字に連動します。	各プログラムで作成する図・表の文字については、各専用初期設定で設定します（※）。 ただし、縦横比・字間については、「一般文字」の設定を参照している場合があります。
表・項目	面積表、建具表、仕上表の上部や左部の項目名、「文字」メニューの「表入力」のセル内の項目属性の文字に連動します。
表・文字	面積表、建具表、仕上表のセル内の文字、「文字」メニューの「表入力」のセル内の文字属性の文字に連動します。
付箋	ツールバーの「付箋入力」で入力する付箋の文字に連動します。	「物件初期設定：寸法・引出線」の【付箋】の「文字高」で設定

メモ

• ※ 次図は、配置図のトータル面積表です。トータル面積表の各文字分類の文字高は、配置図の「専用初期設定：表レイアウト」の「トータル面積」タブで設定します。
  文字分類の「表・タイトル」「表・項目」「表・文字」は、次図のように使用されます。