物件初期設定：マスタ環境－積算マスタフォルダ

【マスタフォルダ】

各種マスタを使用するフォルダを設定します。初期状態ではインストール時に設定した内容が設定されています。マスタフォルダは、「変更」をクリックして変更します。

マスタが物件フォルダ内に取り込まれている場合

物件圧縮ファイル（.fcbz）よりインポートした物件の場合で、マスタが物件フォルダ内に取り込まれている場合は、「変更」をクリックして表示されるダイアログが異なります。

（詳しくは「インポート時にマスタを取り込んでいる場合」を参照）

項目	初期マスタフォルダ（\ATZERO\ATZEROMaster）	関連プログラム・コマンド
積算関連	「積算関連」	積算集計マスタ、計算式マスタ、手間なし積算（テンプレート）
造作下地	「造作下地」	造作材マスタ、造作材単価マスタ、下地材マスタ、下地材単価マスタ
積算部品	「積算部品」	数量拾いの「積算シンボル」コマンド（参照図面での「シンボル登録」コマンドおよび「シンボル配置」コマンド）
AM積算	「ArchiMaster\Master\Sekisan」	Archi Masterの工事区分マスタ、AM単価マスタ、汎用数量コード

メモ

• 「AM積算」は、使用する Archi Master のAM単価マスタや汎用数量コードのマスタフォルダを指定します。初期状態では、Archi Master の「○:\FcApp\ArchiMaster\Master\Sekisan」フォルダが設定されます。
• マスタのフォルダが無効の場合、ZEROの起動時に警告画面が開きます。これは指定したフォルダが削除、または変更されたことにより、起動時に見つからなかったことを意味します。
  このような場合は、ZEROを起動後、無効となっているフォルダを現在の環境に合わせて設定し直してから再起動してください。

木造構造図、2×4構造図プログラムで使用する構造材マスタタイプ、積算プログラムで使用する単価マスタタイプを設定します。

造作下地マスタタイプ
造作材	使用する造作材マスタのタイプを選択します。リストには「造作材マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。 ここで選択されたマスタが、造作材プログラムの部材の初期値になります。
下地材	使用する下地材マスタのタイプを選択します。リストには「下地材マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。 ここで選択されたマスタが、下地材プログラムの部材の初期値になります。
単価マスタタイプ
AM単価	使用する AM単価マスタのタイプを選択します。リストには、Archi Masterの「単価マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。 ここで選択された単価マスタを使用して、各仕上や3D部品マスタなどの積算情報を設定、さらに積算プログラムにおいて各データが積算されます。
	AM単価マスタのタイプが表示されない場合は、「AM積算」のマスタフォルダが正しいか確認してください。
造作材	使用する造作材単価マスタのタイプを選択します。リストには「造作材単価マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。 ここで選択された単価マスタを使用して、積算プログラムにおいて、造作材が積算されます。
下地材	使用する下地材単価マスタのタイプを選択します。リストには「下地材単価マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。 ここで選択された単価マスタを使用して、積算プログラムにおいて、下地材が積算されます。

「積算集計マスタ」では、積算処理（積算一括処理、積算）で使用する積算集計マスタのタイプを選択します。リストには「積算集計マスタ」で設定されているマスタのタイプが表示されます。

ここで選択されたマスタを使用して、積算プログラム、積算一括処理においてデータが積算されます。

「AM汎用数量」では、使用するAM汎用数量コードのタイプを選択します。リストには、Archi Masterの「汎用数量コード」で設定されているマスタのタイプが表示されます。

ここで選択されたタイプのコードを使用して、「数量拾い」プログラムにおいて、汎用数量コードを使用できます。

メモ

• AM汎用数量のタイプが表示されない場合は、「AM積算」のマスタフォルダが正しいか確認してください。