専用初期設定:印刷
図枠の作図、使用するプリンタの初期値などを設定します。
図枠を出力しないように変更するにはA170125_prn_sec01
印刷する際、図枠データ(「図枠モード」で入力されている図枠項目、汎用コマンドで入力した線分・文字)を出力したくない場合は、「図枠の作図」をOFFにします。
常に通常使うプリンタに指定されているものを使用するにはA170125_prn_sec02
図面を印刷する際、常に Windows のコントロールパネルで「通常使うプリンタに設定」に指定されているプリンタ(プロッタ)を使用したい場合は、「現在のプリンタを次回起動時にも使用する」をOFFにします。
「印刷」の「プリンタの設定」で現在設定されているプリンタ(プロッタ)を、次回ZEROを起動したときも使用したい場合は、「現在のプリンタを次回起動時にも使用する」をONにします。
メモ
- ONのとき、「ファイル」メニューの「印刷」で変更した場合、このプリンタが「印刷」の初期値となります。
印刷の出力設定の読み込み元を変更するにはA170125_prn_sec03
ペン色や線幅など書き込んだ出力設定の初期値を変更します。
「出力設定の読み込み元(図面オープン時)」で「面の設定値」「プリンタの既定値」のどちらかをONにします。
面の設定値 | 現在の図面で設定した出力設定を図面情報として保存でき、図面ごとに出力設定情報を持てます。図面ごとに異なる条件で出力する場合にONにします。 |
「面の設定値」での出力が有効となるのは、次の場合です。
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「ウィンドウ」メニューの「他図面」で複数面を開いているときは、最後に開いた面の出力設定が有効になります。 | |
プリンタの既定値 | スタンドアローン(ネットワークで物件を共有しない)で、いつも同じ出力条件としたい場合にONにします。 プリンタ(プロッタ)の既定値として保存された出力設定が読み込まれます。 |
メモ
- 既定値を読み込むタイミングは、図面を開いたときになります。
PDFエクスポート時に物件情報を出力するにはA170125_prn_sec04
「PDFエクスポート」を実行する際、PDFと一緒に、物件名、建物情報などの物件情報を書き込んだCSVファイルを出力するには、「PDFエクスポート時に物件情報を出力する」をONにします。
OFFのときは、PDFのみが出力されます。
物件情報 | 「物件」メニューの「物件情報」の「物件情報」ダイアログの内容 |
基準高さ情報 | 「物件初期設定:基準高さ情報」の主構造、階数など |
建築物事項 | 「物件初期設定:性能・地域条件-建築物事項」の用途地域、建築可能建蔽率など |
メモ
- 出力先は、物件フォルダ(001、002…)の「プレゼン」フォルダとなります。
- 出力ファイル名は、「物件名_図面No」です。
複数図面を出力の対象とした場合は、「物件名_出力対象とした最初の図面No」となります。
図枠項目の情報に差異がないかチェックするには
「印刷」、「エクスポート」メニュー、「現場Plusへアップロード」で図面を出力するとき、現在の情報と図面に配置されている図枠項目に差異がある場合にメッセージを表示させるときは、「図枠項目の情報に差異がある場合はメッセージを表示する」をONにします。
メモ
- 現在の情報と図面に配置されている図枠項目に差異がある場合はメッセージが表示されます。
このまま印刷/
このままエクスポート/
このままアップロード図枠項目を更新せず現在の状態で図面を出力します。 図枠項目再描画を実行 図枠項目を最新の内容に更新します。「図枠項目再描画」ダイアログで、再描画する図枠項目を設定します。 現在の物件ではメッセージを
表示しないONにして「OK」をクリックすると、「専用初期設定:印刷」ダイアログの「図枠項目の情報に差異がある場合はメッセージを表示する」がOFFになり、メッセージが表示されなくなります。