仕上のロック機能について

内壁仕上、外壁仕上、壁部分目地、床仕上、床部分目地、内部天井仕上、鉛直天井仕上、ポーチ天井仕上、天井部分目地の属性ダイアログには、「ロック（自動処理対象外）」という設定があります。

この設定をONにしておくと、「一括作成」などの実行時に、ロックした仕上は変更、削除されなくなります。

「ロック（自動処理対象外）」は、次のような操作を行うときに設定できます。

• 仕上・部分目地の入力時や属性変更
• 仕上張り替え、アクセント壁の入力
• パースモニタの拡張画面の「仕上」「素材」タブからの仕上・素材変更

自動処理時の確認画面について

「一括作成」などの実行時、「ロック（自動処理対象外）」がONになっている仕上が存在する場合は、次のような確認画面が表示されます。
　

「ロック仕上を全て削除して再配置」をONにして実行した場合は、作成対象範囲・種別のロック仕上をすべて削除して仕上自動配置が行われます。

「ロック仕上を全て削除して再配置」がOFFの状態で実行した場合は、ロック仕上は変更、削除されません。

ロック仕上をチェックするコマンド

図面	コマンド および 対象範囲・種別の設定	対象の仕上
平面図	「一括作成」	外壁仕上 内壁仕上 壁部分目地 床仕上 床部分目地 内部天井仕上 鉛直天井仕上 天井部分目地
	「仕上」メニューの「仕上自動配置」	外壁仕上 内壁仕上 壁部分目地 床仕上 床部分目地
天井伏図	「自動立上」	内部天井仕上 鉛直天井仕上 天井部分目地 ポーチ天井
屋根伏図	「屋根自動配置」	ポーチ天井

メモ

• 「部屋」メニューの「部屋入替」や「変形ツール」の「間取変更」「部屋スパン変更」「部屋合成」「部屋分割」などで仕上の変更が発生するとき、確認画面は表示されません。ロック仕上は変更、削除せずに処理が行われます。
• 「間取変更」やトラッカーなどで部屋形状が変更された場合、ロックされた仕上の領域変形は行いません。