【間取と断熱】南を意識した居室配置-部屋個別

居室はできるだけ南側に配置しましょう。

特に滞在時間が長い居間、LDKや老人室、子供室を南側に配置すると昼光や日射熱が有効利用できるので省エネに効果があります。

【判定方法】

平面図に配置されている部屋の部屋タイプから対象となる居室かどうかを判断し、各居室が南に向いているか判定します。

南向きとは

部屋線が真南±30度以内を向いている(全ての省エネ地域で共通)。

但し、南向きの部屋線の長さが900㎜以上の場合に有効で、900㎜未満の場合は南向きとは判定しません。

また、南側敷地境界線までの距離が1階で3m未満、2階以上で1.5m未満の場合は南向きとは判定しません。

距離は南面の建具の中心からの距離を採用し、候補となる建具が複数ある場合は、長い距離の方を採用します。

台所は、この項目の対象ではありません。

【採点】

各居室の採点。

点数 表記
4点 南に面している
2点 配置位置を考慮した
0点 南に面していない

※ 南に向いていないが、敷地状況等を考慮して居室の位置を決定した場合は「配置位置を考慮した」を選択してください。