専用初期設定:図・表-計算
算定図、算定表、判定表などの計算について設定します。
図・表の表示桁数や丸めを変更するにはA510195_szk_sec01
木造壁量計算、木造壁量計算表、2×4壁量計算、2×4壁量計算表で配置する表の表示桁数や丸めなどは、「小数桁数」「丸め方法」「円周率」で設定します。
小数桁数 | 長さ、率などの数値、個別面積、合計面積について、小数部分の桁数を設定します。 |
丸め方法 | 必要壁量または存在壁量の計算で使用される、長さや面積などの丸め方法を設定します。安全側となるよう、初期値は「必要」が「切り上げ」、「存在」が「切り捨て」に設定されています。 |
円周率 | 計算で使用される円周率を設定します。 |
メモ
- 丸め方法の「必要」を「切り捨て」にした場合は、公益財団法人 日本住宅・木材技術センターの認定範囲外となります。
壁量計算表の割付方法を変更するにはA510195_szk_sec02
存在壁量の算出方法は、「壁量計算表の割付」で選択します。
実長 | 耐力壁や準耐力壁等の実際の長さで個所、壁量を算出する場合に選択します。 |
基準長 | 耐力壁や準耐力壁等の長さを、基準となる長さで換算して個所、壁量を算出する場合に選択し、「基準長」で基準となる長さを設定します。 (モジュール寸法については、「モジュール寸法について」を参照) |
メモ
- 存在壁量の算出方法は、以下の表で有効です。
木造 | 存在壁量算定表、側端部分存在壁量算定表、準耐力壁等存在壁量算定表 |
2×4 | 存在壁量算定表、準耐力壁等存在壁量算定表 |
壁釣り合い判定表の判定方法を変更するにはA510195_szk_sec03
木造壁量計算、木造壁量計算表の壁釣り合い判定表の判定方法は、「壁釣り合い判定表」で設定します。
壁率比をすべてチェックする場合は「壁率比を全て確認する」をONにして、判定をOKとする条件を設定します。
「壁率比を全て確認する」がOFFの場合は、壁量充足率が「1.0」を超えると、判定が「OK」になるため壁率比をチェックしません。壁量充足率が「1.0」以下のときだけ、壁率比をチェックして判定します。
設定した内容によって、壁率比の表示と判定をOKとする条件は次のようになります。
壁率比を全て確認する | 壁率比判定(0.5以上OK) | 全ての壁量充足率が1を超える場合OK | 壁率比の表示 | 判定OKの条件 |
OFF | - | - | 壁量充足率が「1.0」を超えると壁率比は「-」で表示される | 壁量充足率が「1.0」を超える、または壁率比が「0.5」以上 |
ON | OFF | OFF | 壁率比はすべて表示される | |
ON | OFF | 壁率比が「0.5」以上 | ||
OFF | ON | 壁率比が「0.5」以上、または壁率比が「0.5」未満でも全ての階の壁量充足率が「1.0」を超える |