居室区画作成／居室区画分割／居室区画合成

1. 「居室」メニューから「居室区画作成」を選びます。
2. 「居室区画作成」ダイアログで部屋属性や居室区画属性を確認します。
3. 「↑」「↓」を使用して、部屋の順序を並び替えます。ここでの部屋の並びが判定表での順番になります。
4. 「居室区画作成」をクリックします。
   
5. 建具に通気の設定がされていたり、たれ壁、カマチ、開口が部屋間に入力されていると、「対象外」だった部屋も居室区画に含まれ、「住宅等の居室」に変更されます。
   

メモ

• 階段や吹抜のように部屋の床仕上がOFFで直下部屋の天井仕上がOFFであれば、換気の判定階（「吹抜」）を「現階」「下階」から選択できます。
  例えば、2階の換気方式が「第1種」、1階が「第3種」で、1階の居室と2階の廊下やトイレを1つの区画で「第3種」としたい場合は、2階の「居室区画作成」ダイアログの「部屋一覧」で、階段と吹抜の「種別」を「住宅等の居室」、「吹抜」を「下階」に設定します。「換気方式」は「第1種」を選択して「居室区画作成」をクリックし、作成した区画を属性変更すると、2階の居室は「第1種」、階段・吹抜・廊下・トイレは「第3種」になっていることを確認できます。
  
• 天井裏等部屋と居室部屋の境界にアンダーカット等の建具があり、通気方向が天井裏等部屋に向かう場合は、その部屋は居室区画に含まれません。
• 居室区画を作成せずに、「居室区画作成」ダイアログの「部屋一覧」「部屋個別属性」で設定した内容を各部屋の属性に反映する場合は、「部屋属性のみ更新」をクリックします。

居室区画を属性変更すると、次のダイアログが表示されます。

名称	区画の名称を設定します。居室区画作成時は、区画に含まれる部屋のうち面積の大きいものから2つを「・」でつないだ名称が自動設定されます。
換気方式	居室区画の換気方式を設定します。
部屋種別 床面積 平均天井高	居室区画の部屋種別、床面積（対象となる部屋の床面積の合計）、平均天井高（対象となる部屋の平均天井高の平均値）を表示します。 なお、部屋種別により、区画は次のように描画されます。 住宅等の居室 住宅等以外の居室 天井裏等 対象外 なし なし
内装仕上面積制限	内装仕上チェックの対象区画とするときは「適用」、チェックの対象外区画として免除されているときは「免除」を選びます。「免除」の場合、「内装仕上チェック」の対象となりません。 なお、免除される条件は次の通りです。 ・中央管理方式の空気調和設備を設置した居室 ・居室内のホルムアルデヒドの濃度を0.1mg/m3以下に保つことができるものとして大臣認定を受けたもの
換気設備設置	換気設備チェックの対象区画とするときは「設置」、チェックの対象外区画として免除されているときは「免除」を選びます。「免除」の場合、区画に換気設備が入力されていても、「換気設備チェック」の対象となりません。 なお、免除される条件は次の通りです。 ・常時外気に開放された開口部と隙間の面積の合計が床面積1㎡あたり15c㎡以上の居室（自動車修理工場等） ・合板等の面材を使用しない真壁像で隙間を有する木造建具を使用した居室（伝統家屋等）

居室区画から指定した部屋を除く（別区画にする）ことにより、居室区画を分割します。

1. 「居室」メニューから「居室区画分割」を選びます。
2. 分割する居室区画をクリックします。
   対象の区画に部屋が1つしかない場合は選択できません。
3. 別区画にしたい部屋をクリックします。
4. マウスカーソル部分に「Yes」「No」が表示されるので、分割するときはマウスの左ボタン、キャンセルするときはマウスの右ボタンをクリックします。

1. 「居室」メニューから「居室区画合成」を選びます。
2. 合成の対象となる居室区画をクリックします。
3. 合成する居室区画または部屋をクリックします。
   居室区画と隣接していない区画や部屋、および、別の居室区画に含まれている部屋は選択できません。
4. マウスカーソル部分に「Yes」「No」が表示されるので、合成するときはマウスの左ボタン、キャンセルするときはマウスの右ボタンをクリックします。
   手順2で指定した居室区画の属性で合成されます。

メモ

• 他階の居室区画と合成したい場合は、「居室チェック」ダイアログ等の「リスト編集」をクリックして表示される「居室リスト編集」ダイアログで行います。