専用初期設定:建具-建具仕様
外皮となる建具の仕様の初期値を設定します。各熱的境界の入力や自動配置するときの初期値になります。
3Dカタログ建具のガラス仕様、性能を使用するにはA560150_stt_sec00
「建具属性の3Dカタログ仕様を優先する(内窓除く)」をONにします。
ONにすると、建具の熱的境界を自動配置や入力時に3Dカタログ建具に設定されているガラスの仕様、性能を使用して計算します。
3Dカタログ建具のデータ、専用初期設定のデータ(ATZERO仕様)のどちらを使用しているかは、「熱的境界(建具)」ダイアログで確認できます。
メモ
-
内窓付き窓の場合、内窓の評価方法が「計算式による」のときは二重窓の内窓にあたる仕様を、「外窓と内窓の組み合わせ仕様」のときは二重窓全体の仕様を指定します。
※どちらもATZERO仕様のみ使用可能です。
- 平面図でArchi
Master建具を入力して外皮性能計算で「熱的境界(建具)」を配置する場合、「建具属性の3Dカタログ仕様を優先する」がONでも専用初期設定のデータ(ATZERO仕様)が使用されます。3Dカタログ仕様に変更することはできません。
- 3Dカタログ建具のガラス別性能の仕様値は、「熱的境界(建具)」ダイアログで仕様名をクリックすると「仕様の選択」ダイアログが開き、確認することができます。
選択している仕様にマウスを移動するとポップアップが表示されます。
「性能」は「~2022/03」と「2020/04~」があり、「~2022/03」は令和4年4月以降使用できません。
「仕様の選択」ダイアログの「性能」をダブルクリックしても確認できます。
建具の仕様の初期値を変更するにはA560150_stt_sec01
3Dカタログ建具のガラス仕様、性能を使用せずにATZERO仕様の建具で検討する場合に、建具の仕様の初期値を設定します。
- 各部位のセルをダブルクリック、またはセルを選択して「設定」をクリックします。
- 「断熱仕様選択」ダイアログでグループ、断熱仕様を選択します。
※「断熱仕様選択」ダイアログには「専用初期設定:仕様」で登録した断熱仕様が表示されます。
メモ
- 「断熱仕様選択」ダイアログの「編集」をONにして仕様を編集すると、「専用初期設定:仕様」に登録されている内容も変更されます。
- 部材の「内窓付き」は、「平面図で内窓がある場合、内窓付きとして配置」で選択されている評価方法によって部材名が変わります。
評価方法によって設定する仕様が異なります。
詳しくは、「平面図の内窓を内窓付き建具として配置するには」を参照してください。
平面図の内窓を内窓付き建具として配置するには
「平面図で内窓がある場合、内窓付きとして配置」をONにすると、平面図で内窓が配置されている建具(窓)に「熱的境界(建具)」を配置したとき、「熱的境界(建具)」ダイアログの「内窓付き」がONになり、内窓の仕様が設定されます。
※ 平面図で戸に配置されている内窓は、内窓として計算できません。
内窓についての詳しい解説は、「Information」を参照して下さい。
内窓の評価方法によって「■建具仕様」の部材名が変わり、設定する仕様が変わります。