初期設定：積載荷重

積載荷重の初期値には、建築基準法施行令第85条で定められている「住宅の居室」の積載荷重が設定されています。

（住宅の居室の場合、「床用」1800N/㎡、「梁、柱、基礎用」1300N/㎡、「地震用」600N/㎡）

メモ

• 項目「バルコニー」「小屋裏収納」「ベランダ」「その他」「PH屋根一般」「PH屋根軒先」「屋根一般1～3」「屋根軒先1～3」「その他床1～9」の名称は、「初期設定：固定荷重」の「名称変更」で変更できます。

積載荷重が影響する計算

積載荷重は、以下の計算で使用されます。

床用	根太の設計
梁、柱、基礎用	各部の設計（梁の設計や柱の設計）
地震用	地震力の算定、軸力

以下の項目は、次の鉛直荷重に対する積載荷重です。

屋根一般、屋根軒先、PH屋根一般、PH屋根軒先、屋根一般1～3、屋根軒先1～3	鉛直荷重（屋根）
小屋裏収納	鉛直荷重（小屋裏収納）
その他、その他床1～9	鉛直荷重（その他）

「初期設定：外力設定」の「建設地域」で「多雪区域」を選択している場合にのみ「多雪区域の場合の短期組合せ時検討用軸力の積載荷重」が表示されます。

「軸力表」ー「短期組合せ時検討用軸力」にて採用する積載荷重を「地震用」「梁、柱、基礎用」から選択することができます。

「梁、柱、基礎用」がONの場合、梁、柱、基礎用の設計荷重で計算します。「地震用」がONの場合、地震用の設計荷重で計算します。

「荷重・外力計算」ー「仮定荷重」－「屋根及び床の設計荷重」

「梁、柱、基礎用」がONの場合、「屋根及び床の設計荷重」の屋根および屋外のその他荷重において、「短期組合せ時用」「引張耐力検討用」の項目が表示されます。

「軸力表」ー「短期組合せ時検討用軸力」

「梁、柱、基礎用」がONの場合、屋根および屋外のその他荷重については「短期組合せ時用」、「3階床」など室内の荷重については「軸組用」の設計荷重で計算されます。