物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線
寸法線、引き出し文字の文字属性(文字高、縦横比など)、線端の属性を設定します。
寸法線の文字・形状を変更するにはA152110_bck_sec01
寸法文字については、「文字分類について」を参照してください。
【寸法線】では、寸法線の文字高、縦横比、字間、線端の形状を設定します。
メモ
- 寸法文字のフォントは、「共通初期設定:フォント」で設定します。
寸法文字の反転表示する開始・終了角度を変更するにはA152110_bck_sec02
【寸法文字反転角度】では、寸法文字が反転表示されるときの寸法線の開始角と終了角を設定します。
引き出し線の文字・形状を変更するにはA152110_bck_sec03
引き出し線の文字については、「文字分類について」を参照してください。
【引き出し線】では、引き出し線の文字高、縦横比、字間、線端の形状を設定します。
メモ
- 引き出し線の文字のフォントは、「共通初期設定:フォント」で設定します。
寸法線・引き出し線の線端属性を変更するにはA152110_bck_sec04
【線端属性】では、【寸法線】【引き出し線】【付箋】の「形状」が「矢印」「円」のときの形状を設定します。
付箋の文字高・引き出し線の線端を変更するにはA152110_bck_sec06
【付箋】では、「付箋入力」で入力する付箋のタイトルおよび内容の文字高、引き出し線の線端の形状を設定します。
線端形状のタイプと塗り潰しについてA152110_bck_sec05
線端タイプ(システム・線分)
線端の描画方法は、次の「システム」「線分」の線端タイプに分けられています。
システム | 「物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線」の【線端属性】を使用して線端を作図するもの。 【例】
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線分 | 「物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線」の【線端属性】を使用せず、線端を作図するもの。 【例】
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線端の塗り潰し
上記線端タイプ「システム」「線分」に関係なく、線端は寸法線または引出線のペンNo色(またはレイヤ色)で塗り潰されます。
「塗り潰し表示切替」での線端部分の塗り潰しの表示/非表示は、「システム」「線分」によって異なります。
システム | 塗り潰し表示を切り替えることはできません。 |
線分 | 塗り潰し表示を切り替えることができます(次図は非表示)。 |
メモ
- 「ハッチング」メニューの「塗潰し属性変更」で塗り潰し色を変更することはできません。
- 次のデータ変換では、線端部分は塗り潰しなしで変換されます。
DXF/DWG書き込み 「AutoCAD2013/2010/2007/2004/2000」形式の場合、寸法線以外の要素の線端部分は塗り潰しなしで変換されます。
「AutoCADR13/R12」形式の場合、線端部分は塗り潰しなしで変換されます。Jw_cad書き込み 「.jww/.jwc」形式に関わらず、線端部分は塗り潰しなしで変換されます。
要素の扱い
「パック化選択切替」での要素の扱いは、「システム」「線分」によって異なります。
システム | 1要素であるため、「パック化選択切替」をOFFにして、線端部分と線分を要素単位で扱うことはできません。 |
線分 | 「パック化選択切替」をOFFにして、線端部分と線分を要素単位で扱うことができます(次図は線端部分を選択した場合)。 OFFの場合、線端部分のみを選択できるため、「情報」メニューの「要素属性変更」を使用して線端のペンNo(またはレイヤ)を変更することで、線端のみの塗り潰し色を変更できます。 |