物件初期設定:柱・基礎・束
柱のサイズ、木柱自動配置の柱ピッチ、基礎と束タイプについて設定します。
柱サイズを変更するにはA152210_bha_sec01
【柱サイズ】では、「自動」で自動配置する柱サイズ、「柱壁」メニューの「柱」で個別入力するときの柱サイズの初期値を設定します。
木(管柱) | 管柱の幅を設定します。管柱は、以下の幅にも連動します。 ・丸柱:管柱と同じ幅の直径 ・半柱:管柱の2分の1(見付幅を半分) ・1/4柱:管柱の4分の1 ・床柱:管柱と同じ幅(直径) |
「木(管柱)」の値は、軸組工法における壁(大壁・真壁)の厚さにも連動します。軸組工法以外(2×4工法やS/RC工法)の壁の厚さは、「物件初期設定:壁」の【壁厚】で設定します。 | |
木(通し柱) | 通し柱の幅を設定します。 |
木(隅柱) | 隅柱の幅を設定します。 |
RC・幅X | RC柱(矩形・異形)のX方向の幅を設定します。 |
RC・幅Y | RC柱(矩形・異形)のY方向の幅を設定します。 |
H形鋼・幅B | S柱(H形鋼)のX方向の幅を設定します。 |
H形鋼・成H | S柱(H形鋼)のY方向の幅を設定します。 |
角形鋼管・幅X | S柱(角形鋼管)のX方向の幅を設定します。 |
角形鋼管・成Y | S柱(角形鋼管)のY方向の幅を設定します。 |
鋼管・直径 | RC柱(丸形)、S柱(丸形)の直径を設定します。 |
木造の管柱・半柱の自動配置条件を変更するにはA152210_bha_sec02
【木柱自動配置】では、平面図の木造の柱壁を自動配置するとき、管柱・半柱ピッチ、柱自動配置時の参照階を設定します。
木造一括・管柱距離 |
部屋線や建具の位置から配置された管柱と管柱の間に、管柱を配置するときの間隔を入力します。 管柱と管柱の間がこの距離以上のときに、一方の管柱からこの距離のところに管柱が配置されます。 |
木造一括・半柱距離 | 部屋線や建具の位置から配置される管柱を、半柱にするときの間隔を入力します。管柱と管柱の間がこの距離以下のときに、一方は半柱が配置されます。 |
モジュール寸法 | モジュール寸法を使用して距離を自動計算する場合はONにして、分数を設定します。このとき、モジュールにより計算された距離が表示されます。 モジュールが「1000㎜」の場合、「2/1」と設定すると、距離は「1000㎜×2/1=2000㎜」となります。「1/2」と設定すると距離は「1000㎜×1/2=500㎜」となります。 |
他階柱考慮 | 上階または下階の管柱や通し柱の位置を参照して、柱を自動配置できます。他階の柱を参照するときはONにして、参照する階を上階・下階のどちらにするかを設定します。 |
基礎タイプと束タイプを変更するにはA152210_bha_sec03
【基礎タイプ】
断面図、矩計図、各基礎伏図で描画する基礎タイプ(べた基礎、布基礎、独立基礎+地中梁)を設定します。なお、基礎の詳細は、各専用初期設定で設定します。
【束タイプ】
断面図、矩計図、各基礎伏図で描画する束タイプ(床束、プラ束、鋼製束)を設定します。なお、束の詳細は、各専用初期設定で設定します。
メモ
- 断面図、矩計図の場合、躯体の自動描画、簡易躯体読込を行うときに、ここで設定している基礎タイプを描画できます。