物件初期設定:建具-建具本体
建具枠見込み、開きの戸の角度、扉の厚みなど建具本体の属性を設定します。
建具枠の見込みを変更するにはA152230_bth_sec01
【建具枠見込み】では、材質ごとに窓、戸の枠の見込を設定します。
次図のように、平面図で枠見込を表現するには、「専用初期設定:建具」の「建具枠見込み簡易表現」をOFFにして建具を入力します。「建具枠見込み簡易表現」がONの場合、枠見込は壁厚で表現されます。
金属製 窓・戸 木製 窓・戸 |
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二重サッシ | 二重サッシの枠見込を設定します。 |
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内窓 | 「建具」で入力する内窓(「金属その他」の「内窓」)の枠見込を設定します。 |
メモ
- AM建具の枠ありのXVL建具(画像建具/立体建具)の枠見込は変更できません。Archi Master 側の設定値を使用します。
開き戸の開き角度や木製の引き戸のタイプなどを変更するにはA152230_bth_sec02
【その他】では、以下の表現を変更します。
面格子の出 | 「建具」で入力する面格子(「金属その他」-「面格子」)の出を設定します。 |
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シャッターレール見付 | 「建具」で入力するシャッター(「金属その他」-「シャッター」)のシャッターレールの見付幅を設定します。 |
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付属シャッター・雨戸シャッターの場合、「シャッターレール見付」の値は連動しません。シャッターのレール見付は 50㎜
固定です。
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入力後、シャッターレール見付を変更する場合、「シャッターレール見付」を変更してから、建具の属性変更で「初期値取込」をクリックします。 | ||||||||
開き戸角度 | 開き戸の開き角度を設定します。15度から90度まで15度単位で設定できます。 | |||||||
AT建具のペアガラス | AT建具(建具形状マスタ)の建具を入力する時、建具のガラスをペアガラス属性で入力する場合はONにします。 | |||||||
3Dカタログ建具、AM建具の場合は、建具の属性変更ダイアログの「ガラス種類」でペアガラスの仕様が設定されている場合、ペアガラス属性となります。 | ||||||||
ペアガラスは、平面図では表現されません。平面詳細図で専用初期設定によりペアガラス表現で描画できます。 | ||||||||
折戸の鋭角表現 | 平面図、平面詳細図において、折戸類の開きの表現を鋭角にする場合はONにします。 |
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引戸 | 引戸タイプ | 片引戸、2枚引戸、3枚引戸、引分戸を入力するときのタイプ(通常、外付、引込)の初期値を設定します。
※ 次のようにArchi Master側で建具枠が作成されている場合は、建具の入力時の初期値は「通常」となります。入力または属性変更時に手動で変更してください。 |
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AT建具の場合、建具形状マスタの金属製の引き戸、AM建具の金属製のFix付き引き戸は、設定に関わらず「通常」で入力されますが、半壁は作成されません。 | ||||||||
外付時に方立に管柱配置 |
片引戸、引分戸を外付けで配置する場合、方立てとして管柱を配置する場合はONにします。方立て(管柱)を床小屋伏図に読み込んだり、積算で集計したい場合に設定します。 ONの場合、「開口幅」には、方立てとして管柱を配置する条件の長さを入力します。入力した長さの開口幅がある建具のみに管柱が配置されます。 |
AT建具(金属製)の材質の初期値を変更するにはA152230_bth_sec03
AT建具(建具形状マスタ)の建具を入力するときの材質の初期値(アルミ/スチール/樹脂/ステンレス)を設定します。
建具入力時の建具属性のダイアログの「材質」の初期値になります。
建具の扉の厚さを変更するにはA152230_bth_sec04
【厚み】では、材質ごとに建具の扉の厚みを設定します。
この設定は、平面図、平面詳細図で表現されます。ただし、「木製 引違いの厚み」は平面詳細図のみで表現されます。
金属製 扉の厚み/ 木製 扉の厚み |
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木製 引違いの厚み | |
ジャロジーの厚み |