【間取と断熱】南側の敷地境界からの距離を確保
南向きの窓は日射熱の利用に有効です。
冬期に1階の窓に5時間以上(4(Ⅲ)地域以北は終日)の日照が確保できるように南側の敷地境界からの距離を確保しましょう。
【判定方法】
1階の南面の全ての建具に対して、それぞれの南側敷地境界線までの距離を計測し平均距離を求めます。
この平均距離で採点します。
・ 南側の敷地境界線が道路、川、公園の場合は、離れ+10mとしています。
・ 敷地境界線属性が「その他」の場合は無視して、次の境界線までの距離を採用します。
南面の建具とは
1(Ⅰa)、2(Ⅰb)、3(Ⅱ)、4(Ⅲ)地域は真南±22.5度以内の建具が対象。
5(Ⅳa)、6(Ⅳb)、7(Ⅴ)、8(Ⅵ)地域は真南±30度以内の建具が対象。
【採点】
点数 | 表記 | 冬至の日照時間の目安 | 1(Ⅰa)、2(Ⅰb)、3(Ⅱ)、4(Ⅲ)地域 | 5(Ⅳa)、6(Ⅳb)地域 | 7(Ⅴ)、8(Ⅵ)地域 |
4点 | 確保し終日日照可能 | 終日 | 10m以上 | 7.0m以上 | 6.0m以上 |
2点 | 確保し5時間以上日照可能 | 5時間以上 | ― | 5.5m以上7.0m未満 | 5.0m以上6.0m未満 |
0点 | 確保できない | 5時間未満 | ― | 5.5m未満 | 5.0m未満 |
0点 | 未検討 |