専用初期設定:太陽光パネル
「パネル」メニューの「太陽光パネル一括配置」「太陽光パネル自動配置」「太陽光パネル」で使用するパネルを登録します。また、パネルの自動配置の条件を設定します。
太陽光パネルの初期値を変更するにはA230180_typ_sec01
太陽光パネルは、50タイプまで登録できます。まず「タイプ」で使用するパネルを選び、「品番」「横幅」「縦幅」などを確認します。
メモ
- 「OK」をクリックしたときに、「タイプ」で選択しているタイプが自動配置、入力時の初期値になります。
- 「コーナー品番」が「なし」のものはコーナー部のパネルがないことを示しています。コーナー部も「パネル登録」で登録します。
太陽光パネルを変更・登録するにはA230180_typ_sec02
「パネル登録」をクリックして、「太陽光パネル一覧」ダイアログの「太陽光パネルメイン」タブで設定します。
パネル枠の幅は、20㎜です(プログラム固定)。
公称最大出力 | 規定の条件で出力するエネルギーの量です。カタログに「公称最大出力」の名称で記載されている数値を入力します。 |
種類 | 発電するパネルの種類を選択します。 |
単価 | パネル1枚あたりの金額を入力します。 太陽パネルの単価は、太陽光発電シミュレーションで導入費用の算出に使用します。 |
疑似 | 発電されないダミーのパネルです。 自動配置時にコーナー部を疑似パネルにする、個別入力時の疑似パネルで入力するかどうかを設定できます。 |
積算No | 数量拾いの「屋根伏図」-「屋根S」でどの数量コードに集計させるかを設定します。 メインパネルの「積算No」が「(1)」の場合は、数量拾いでは「太陽光パネル標準(1)」に集計されます。 疑似パネルの場合は、「疑似パネル標準(1)」に集計されます。 |
自動配置時にコーナー部にもパネルを配置するには
「太陽光パネルコーナー」タブでコーナー部のパネルを登録し(9個まで登録可能)、「太陽光パネルメイン」タブの「コーナー品番」からパネルを選びます。
上図「※」は、縦横のサイズによりプログラム側で自動的に計算します。
メモ
- パネル枠の幅は、20㎜です(プログラム固定)。
- 台形側辺の初期値は、縦幅の1/6です。
- クラウン上辺の初期値は横幅の1/3、側辺の初期値は縦幅の1/6です。
- 最新の太陽光パネルは、「太陽光パネル一覧」ダイアログの「3Dカタログ.com」からダウンロードして取り込んでください。
- 「取込」で一覧にない他のパネルを登録することもできます。
「初期化」は、出荷状態に戻すものでありません。「太陽光パネルデータ取得」ダイアログを開き、削除や取り込みを行ったものを変更前にもどします。
自動配置の条件を変更するにはA230180_typ_sec04
「パネル」メニューの「太陽光パネル一括配置」「太陽光パネル自動配置」の配置条件の初期値を変更します。
馬張り・いも張りについて
オフセット(軒方向・棟方向・端方向)について
屋根の軒方向、棟方向、端(けらば、隅木)からパネルが配置可能な領域までの距離を設定します。
パネルは、配置可能な領域に収まるように屋根の中央部からセンタリングして配置されるため、設定したオフセットよりも内側になります。
「太陽光パネル自動配置」で領域を指定して配置する場合、指定した領域からのオフセットになります。ただし、軒方向は、自動配置時に指定する基準線からのオフセットです。
電池容量指定・方位指定について
配置するパネルの電池容量を合計し、設定した最大電池容量を超えるとパネルの配置がストップするようにしたい場合は「電池容量指定」をONにします。
指定した方位の屋根のみパネルを配置したい場合は「方位指定」をONにして、屋根の方位にチェックを付けます。