拡張:仕上タブ
「拡張」をクリックして表示される拡張画面の「仕上」タブでは、マウスのドラッグ&ドロップで仕上マスタを変更できます。
※ リアルタイム連動が有効でない場合、このタブは表示されません。「基本設定:システム1」にある「図面のリアルタイム連動」がONである必要があります。
選択面の仕上マスタを変更するA280255_ksi_sec01
仕上厚や下地厚、巾木・腰壁の有無などの反映も行うことができ、パースモニタから平面図、屋根伏図、天井伏図に仕上の変更(外壁、内壁、屋根、内部天井)を反映させることができます(外部天井仕上は対象外)。
- 拡張画面の「仕上」タブをクリックします。
- 「操作モード切替」でデータの選択方法を選びます。
- パースモニタ上で変更する仕上面をクリックします。
選択方法が「部材」のとき、Ctrlキーを押しながら面をクリックすると、複数面を選択できます。 - 「ページ名称」でマスタのページを選択し、一覧から使用するマスタをクリックします。
- 「簡易適用」をクリックします。
パースモニタ側の選択面の素材、図面側の仕上および取り合いが処理されます。
メモ
- 手順2で仕上面をクリックしたとき、「マスタ種類」には選択した仕上面の仕上マスタの種類が自動的にセットされ、一覧にはその仕上マスタが読み込まれて表示されます。
- 「簡易適用」では、仕上厚や下地厚の変更により取り合いにずれが生じた場合や、腰壁や巾木の有無は、パースモニタ側に反映されません。これらをパースモニタに反映させる場合は「適用部材再作成」をクリックします。パースモニタ側のこれまで変更した仕上の立体を再作成します。
- 変更対象の仕上が配置されている図面が開かれていない場合、仕上を変更したときに、対象図面が開かれます。
このとき、新しくウィンドウを開くことになるため、「元に戻す」「やり直し」の情報が破棄されてしまいます。
ドラッグ&ドロップで仕上マスタを変更するにはA280255_ksi_sec02
- 一覧から使用するマスタをクリックします。
- モニタ上の仕上面にマスタをドラッグします。
ただし、「マスタ種類」で選択した仕上マスタの種類と異なる仕上面にはドラッグできません。
(例:外壁仕上マスタ → 内壁仕上マスタが使用されている仕上面にはドラッグ不可)
メモ
- モニタにドラッグする際にマウスカーソルに、次のようなマークが表示される場合は変更できないことを示しています。選択した仕上マスタと仕上面のマスタが異なっている可能性があります。
「仕上ロックONにして変更」について
「仕上ロックONにして変更」のON/OFFによって、「ロック(自動処理対象外)」の適用を設定します。
ON | 仕上の「ロック(自動処理対象外)」をONにして張り替えます。 |
OFF |
仕上の「ロック(自動処理対象外)」をONにせず張り替えます。「ロック(自動処理対象外)」がONの仕上に対して「仕上ロックONにして変更」をOFFで実行した場合は、素材の変更は行いますが、「ロック(自動処理対象外)」はONのままとなります。 |
メモ
- この設定の初期値は、「物件初期設定:その他」の「仕上ロック」の「パースモニター[拡張]ー[仕上]/[素材(1部材)]ドラッグ&ドロップ」のON/OFFが連動します。