専用初期設定:コンクリート・型枠基準
開口部や接続部分のコンクリート、型枠などの数量を差し引かない条件等を設定します。
コンクリートと型枠の数量を差し引かない条件を設定するA761160_scn_sec01
「コンクリート」「型枠」の各項目を設定します。
コンクリート | |
開口部の数量差引き対象外 | 窓、出入口等の開口部の内法見付面積が設定した数値以下の場合、コンクリートの数量を差し引きしません。 |
型枠 | |
開口部の数量差引き対象外 | 窓、出入口等の開口部の内法見付面積が設定した数値以下の場合、型枠の数量を差し引きしません。 |
接合部の数量差引き対象外 | 接続部の面積が設定した数値以下の場合、型枠の数量を差し引きしません。以下の部材の接合部が対象となります。 ・独立基礎に対する基礎梁 ・柱に対する梁、壁 ・梁(側面)に対する独立基礎、連続基礎 ・梁(底面)に対する壁 ・壁に対する壁 ・壁(バルコニー壁も含む)に対するRCスラブ ・片持ちスラブ 次の場合は、この項目の設定に関わらず常に差引きします。 ・柱と基礎梁の接合部 ・梁とスラブ類(べた基礎、RCスラブ、片持ちスラブ)の接合部 ・梁と連続基礎の接合部 |
上面型枠考慮勾配 | 独立基礎、連続基礎のハンチ部分、および梁、スラブ、べた基礎の上面の勾配が設定した数値以上の場合に、勾配を考慮して型枠の数量を計上します。 |
建築数量積算基準による | 上記の項目で、建築数量積算基準に規定されている数値を適用します。 |
その他の部材の数量を差し引く条件を設定するA761160_scn_sec02
「断熱材(梁)」「パラペット」「スラブと柱・梁」の各項目を設定します。
断熱材(梁) | |
接合部の数量差引き対象外 | 梁同士の接合部にある断熱材に対して、設定した面積以下の場合、接合による断熱材の数量を差し引きしません。 |
パラペット | |
簡易[建築数量積算基準] | 建築数量積算基準に基づいて、外側、内側とも壁芯(またはあご芯)基準の面積で型枠の数量を計上します。 |
詳細 | 入力したパラペットの両側面の面積で型枠の数量を計上します。 |
スラブと柱・梁 | |
取り合いを欠除のないものとみなす |
スラブと柱・梁の取り合いで重複する部分を差し引きしない面積の条件を設定します。重複する面積が設定した数値以下の場合、スラブのコンクリートおよび型枠の重複する数量を差し引きしません。 |