プログラム名 | 共通機能 | Ver. | Ver.3 | ID | Q100230 | 更新日 | 2017/03/14 |
Q:基本設定、共通初期設定、物件初期設定、専用初期設定の違いについて教えてください。
A:基本設定、共通初期設定、物件初期設定、専用初期設定は次のように異なります。
設定 | 概要 |
基本設定 | システム全体について設定、マスタで管理されていません。 |
共通初期設定 | すべての物件に共通した設定、共通マスタに保存されます。 |
物件初期設定 | 作成する物件の仕様に関する設定、物件マスタに保存可能です。 |
専用初期設定 | 各プログラムの作成条件やシンボルに関する設定、専用マスタに保存可能です。 |
基本設定
図面の自動更新、図面間のリアルタイム連動の有無、ポップアップメニューなどシステム全体について設定します。一度設定するだけで、いつも同じ環境でZEROを使用できます。
例えば、使用するポップアップメニューをカスタマイズする場合は、基本設定の「ポップアップ」でページ数やコマンドのレイアウトを設定します。
変更されたポップアップメニューは各プログラムで表示され、作図中の物件以外でも表示されます。
共通初期設定
CAD 画面の表示色、ペン色、文字のフォント、パースモニタの背景などシステム全体について設定します。すべての物件に共通した設定となります。
例えば、CAD画面の表示色を変更する場合は、「共通初期設定:表示色」にある「登録リスト」を変更します。
※ この表示内容は、各プログラムで表示され、作図中の物件以外でも表示されます。
※ 設定内容は共通マスタに保存されるため、共通マスタを他のパソコンに移行することで他のパソコンでも同じ設定内容で表示できます。
物件初期設定
建物の高さ情報、グリッド間隔、柱・壁のサイズ、外部の仕様など、今から作成する物件の仕様に関する設定です。物件ごとの設定ですが、設定内容を物件マスタに書き込むことで、他の物件でも読み込んで利用できます。
例えば、建物の階数を変更したい場合は、「物件初期設定:基準高さ情報」にある「階数」の「地上」を「3階」に変更します。
※ 物件初期設定の内容は、物件マスタに100パターンまで保存ができます。物件マスタを他のパソコンに移行することで、他のパソコンでも同じ物件初期設定の内容で物件を作成します。
専用初期設定
平面図、屋根伏図、配置図など、各プログラムの作成条件や専用のシンボルを設定します。設定内容を専用マスタに書き込むことで、他の物件でも読み込んで利用できます。
例えば、居室の部屋面積を作図しないようにするには、平面図の「専用初期設定:モード」にある「部屋面積を作図」をOFFに変更します。
※ 1つの専用マスタには、平面図、屋根伏図、配置図など各プログラムの専用初期設定の内容が書き込まれています。