プログラム名 外皮性能計算 Ver. Ver.4 ID Q560190 更新日 2017/12/22

Q:階間部を壁とまとめることで、階間部を省略して計算する方法を教えてください。

A:自動配置時に「階間部を別仕様で計算」をOFFにして、熱的境界を自動配置します。

操作方法

  1. 外皮性能計算を開いて、「設定」をクリックします。
  2. 「専用初期設定:高さ」の「階間部を別仕様で計算」をOFFにして、「OK」をクリックします。
    ※ 2015R1以前に作成したデータを開いた場合、「階間部を別仕様で計算」はONになります。
  3. 1階外皮性能計算を開いて、「自動配置」をクリックします。
  4. 「階間部を別仕様で計算」をOFFにして、「完了」をクリックします。
  5. モードを「天井・屋根・軒高・胴差・構造熱橋」に切り替えて、熱的境界(胴差)が配置されていないことを確認します。

配置される熱的境界の違い

天井断熱の場合

階間部を別仕様で計算:OFF 階間部を別仕様で計算:ON
1Fは、「専用初期設定:高さ」の平均天井高の数値が無効となり、2階の壁まで熱的境界(壁)が配置されます。この場合、「物件初期設定:基準高さ情報」を参照します(下屋がある場合は平均天井高を参照)。 1F2Fともに、「専用初期設定:高さ」の平均天井高の数値を参照します。
2Fは、「専用初期設定:高さ」の平均天井高と「物件初期設定:基準高さ情報」の2F床厚を参照します。

 

屋根断熱の場合

階間部を別仕様で計算:OFF 階間部を別仕様で計算:ON
1Fは、「専用初期設定:高さ」の平均天井高の数値が無効となり、2階の壁まで熱的境界(壁)が配置されます。この場合、「物件初期設定:基準高さ情報」を参照します(下屋がある場合は平均天井高を参照)。 1F2Fともに、「専用初期設定:高さ」の平均天井高の数値を参照します。
2Fは、「物件初期設定:基準高さ情報」の軒高の数値を参照します。