プログラム名 | 外皮性能計算 | Ver. | Ver.5 | ID | Q560435 | 更新日 | 2018/12/10 |
Q:天井断熱で一部が屋根断熱になっているときの外皮性能計算について教えてください。
A:天井断熱を自動配置した後、屋根断熱部分の天井断熱を削除し、屋根の断熱とその周りの壁と妻壁の断熱を編集、追加します。
熱的境界(屋根)を入力する
天井断熱を自動配置後、屋根の断熱を入力します。
- 2階を開いて、モードを「モード切替(天井・屋根・軒桁・胴差・構造熱橋)」に変更します。
- 2階勾配天井部分の熱的境界(天井)を削除します。
- 「境界」メニューから「熱的境界(屋根)」を選びます。
- 熱的境界(屋根)の仕様を確認します。
- 参照する屋根をクリックします。
- 熱的境界(屋根)の範囲を入力します。
熱的境界(壁)を編集する
- モードを「モード切替(壁・建具)」に変更します。
- 4か所の熱的境界(壁)を属性変更して、「高さ」を変更します。
※ 南・西・北面の壁の高さは、「床仕上厚30+天井高2400+570=3000㎜」となります。
※ 東面の壁の高さは、 「床仕上厚30+天井高2400+570+1092=4092㎜」となります。
メモ
- 「チェック」メニューの「屋根高さ計測」を使うと、指定した位置の屋根の勾配と高さ(構造下端)を計測できます。
熱的境界(妻壁)を追加する
- 「境界」メニューから「熱的境界(壁)」を選びます。
- ダイアログの「妻壁」をクリックして、入力方向に応じて妻壁の形状を選びます。
- 「下端高」「高さ」を設定し、「方位」を「上面」または「南」に変更して、熱的境界(妻壁)を入力します。
※ 小屋裏となる壁の方位係数は「1.0」で計算するため、「方位」を「上面」に変更します。
※ 外部に面する壁は、「方位」を「南」など8方位を設定してください。