プログラム名 外皮性能計算 Ver. Ver.3 ID Q560450 更新日 2016/09/07

Q:外皮見付図で熱的境界(建具)が作図されません。原因と対処方法を教えてください。

A:外皮見付図で熱的境界(建具)は、平面図の建具の外・内が連動して描画方向が決まります。平面図の建具の向き(外・内)が正しくないことが考えられます。
平面図で建具の向きを修正してから、外皮性能計算で参照データの再読み込み、熱的境界(建具)の再配置を行います。

平面図の建具の向き(外・内)を確認する

平面図で建具を属性変更したときに表示される「外」「内」の向きを確認し、室内側に「外」が表示されている場合、見付図で熱的境界(建具)が作図されません。

対処方法

  1. 平面図を開いて、「属性」メニューから「建具一括設定」を選びます。
  2. 向きを修正する建具をクリックします。
  3. 「建具一括設定」ダイアログの「OK」をクリックします。
    ※ このとき、建具の取り付け高や額縁などが初期化されてしまいます。個別に変更しているときは属性を確認してください。
  4. 建具を属性変更して、「外」が室外側になっていることを確認します。
  5. 外皮性能計算を開いて、「ツール」メニューから「参照データ読み込み」を選び、建具などの参照データを読み込みなおします。
  6. 「ツール」メニューから「部材配置」を選び、「建具」だけをONにして熱的境界(建具)だけを再配置します。
  7. 外皮性能図を開いて、「見付図」メニューから「外皮見付図(冷房期)」を選びます。
  8. 見付図の再作成の確認画面が表示されたら、「はい」をクリックします。
  9. 作成する見付面を選び、「OK」をクリックします。
  10. 見付面の配置位置をクリックします。