プログラム名 | 外皮性能計算 | Ver. | Ver.4 | ID | Q560475 | 更新日 | 2017/12/22 |
Q:物件作成時に、毎回同じ熱的境界仕様が配置されるように条件を設定しておく方法を教えてください。
A:自社仕様の熱的境界仕様を登録して配置条件を確定したら、「専用マスタ書込」を行うことで、毎回同じ仕様が配置されるようになります。
事前準備
- 外皮性能計算の「専用初期設定:材料」「専用初期設定:仕様」「専用初期設定:仕様(基礎)」で、自社仕様の熱的境界仕様を登録します。
- 「専用初期設定:壁・階間・構造熱橋」「専用初期設定:建具」「専用初期設定:屋根・天井」「専用初期設定:床・基礎」で、各部位に配置される仕様および床下の断熱方法を設定します。
- 「専用初期設定:自動配置条件」で、自動配置する境界仕様および小屋裏の断熱方法を設定しておきます。
専用マスタに登録する方法
- 熱的境界仕様と配置条件が決まったら、「専用マスタ書込」をクリックします。
- 「専用マスタ書込」ダイアログで空欄をダブルクリックします。
※ 既存のマスタを選択すると、マスタの上書き確認メッセージが表示されます。 - 「マスタ名称」に名称を入力して、「OK」をクリックします。
保存した専用マスタを物件マスタに書き込む方法
- 「物件」メニューから「物件変更」を選びます。
- 「物件選択」ダイアログで「新規」をクリックします。
- 通常使用している自社用の物件マスタを選択して、「完了」をクリックします。
- 1階平面図などの図面を開いて、「設定」をクリックします。
- 「物件初期設定:マスタ環境-共通マスタフォルダ」の「専用初期設定マスタ」をクリックします。
- 「専用マスタ選択」ダイアログより、先に登録した専用マスタを選択します。
- 「物件マスタ書込」をクリックします。
- 「物件マスタ書込」ダイアログで、通常使用している自社用の物件マスタをダブルクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
- 次回から、新規物件作成時にこの物件マスタを選択すると、外皮性能計算の部材自動配置時には、自社仕様で保存した専用マスタの配置条件で熱的境界仕様が配置されるようになります。