物件初期設定:外部標準-外壁仕上
外壁仕上の目地基準、外壁仕上の立体データ作成について設定します。

各部材の目地を目地原点に合わせるにはA152180_bss_sec01
各部材の目地を目地原点に合わせるには、「目地原点に合わせる」をONにします。ONにすると、部材の入力時などに、目地基準位置(始点)の高さや距離に、目地原点から算出された値がセットされます。
目地原点は、平面図の「属性」メニューの「目地」にある「目地原点」で階ごとに設定できます。目地原点が設定されていないときは、絶対座標原点(X 0.0、Y 0.0、Z 0.0)が目地原点になります。
対象となる部材と処理は、次のとおりです。
平面図 | 外壁仕上、壁部分目地(外壁のみ)の入力 |
外壁仕上の自動作成と再作成 | |
外部手摺(バルコニーの手摺も含む)の入力 (ただし、手摺の場合、算出の対象となるのは高さのみ) |
|
スキップフロア区画の各コマンドによる外壁仕上、壁部分目地(外壁のみ)の高さ変更、スキップフロア区画の再設定 | |
屋根伏図 | 妻壁とパラペットの入力および自動作成 |
メモ
- 次のコマンドで、目地基準を目地原点にあわせることができます。
・平面図の場合、「属性」メニューの「目地基準再設定」
・屋根伏図の場合、「ツール」メニューの「目地基準再設定」

外壁仕上の立体データ作成で敷地を参照させるにはA152180_bss_sec02
この設定は、外壁仕上の属性変更で仕上の下端高を設定していない場合に有効です。
パースモニタ、外観パースモニタなどにおいて、外壁仕上の立体データの作成を、配置図の敷地データを参照するかどうかは、「敷地を考慮する」のON・OFFが影響します。
ON | 1 階外壁仕上の下端および地下 1 階外壁仕上の上端を敷地面まで伸ばして作成します。 |
OFF | 配置図の敷地を考慮せずに GL ラインを基準に外壁仕上を作成します。また、配置図に敷地データがない場合も同様です。![]() |