物件初期設定:屋根
屋根の葺材チリ・鼻隠厚・樋の出、屋根の軒先の位置を設定します。パースモニタ、矩計図などの屋根データで表現されます。

屋根の葺材チリ・鼻隠厚・樋の出を変更するにはA152310_byn_sec01
「屋根葺材チリ」「鼻隠厚」「樋の出」を設定します。
メモ
- 屋根の軒天井の仕上(外部天井仕上の天井タイプ)が軽天の場合、鼻隠しにハッチングは描画されません。
- 「樋の出」は、屋根伏図の
「排水」メニューの「樋自動配置」「軒樋」「曲り」で入力する軒樋、曲りに影響します。法規LVSで採光を計算する際、樋の出を考慮する場合に影響します。
このとき、樋の出は、「軒先」の「葺材先端」または「垂木先端」が基準になります。

軒先の位置を変更するにはA152310_byn_sec02
「垂木先端」「茸材先端」で、軒先の位置を垂木の先端とするか、葺材の先端とするかを選びます。
この位置によって、屋根の軒の出の位置が垂木の先端までになるか、葺材の先端までになるかが異なります。
メモ
- 軒先の位置を変更したら、矩計図における屋根の軒先、軒樋の位置が変わります。屋根は「軒の出」、樋は「樋の出」を確認してください。
なお、すでに入力済の屋根、軒樋は再配置が必要になります。