専用初期設定:内部シンボル-内部手摺
「内部」メニューの「内部手摺」の初期値を設定します。

内部手摺の初期値・タイプ名を変更するにはA210150_nbt_sec01
登録するタイプをクリックしてから、「手摺基本」「壁/仕上」「手摺子」「開口」タブを設定します(10タイプまで登録可)。
タイプ名を変更するには
「名称」をダブルクリックして変更します。
「内部手摺」の初期値
一覧でタイプを選択して「OK」をクリックすると、選択しているタイプが、「内部」メニューの「内部手摺」の初期値として確定します。

手摺の基本部分を変更するにはA210150_nbt_sec02
「手摺基本」タブで、通常手摺とするのか、壁付手摺とするのかを設定します。
通常・壁付 | 通常手摺にするときは「通常」をON、壁付手摺にするときは「壁付」をONにします。 壁付手摺は、入力方向の右側に表示されます。 |
壁 | 手摺壁を付けるときは、ONにします。「壁」がONのとき、「壁/仕上」「開口」タブを設定できます。 |
構造 | 「壁」がOFFのときは、手摺の構造(木、S、RC)を設定します。 「壁」がONのときは手摺壁の構造となります。手摺の構造は「手摺」にある「材質」で設定します。 構造によって、矩計図の表現が異なります。 ![]() |
壁高 | 「壁」がONのとき、手摺壁の高さを設定します。 |
手摺高 | 手摺部分の高さ(手摺壁の高さを除く)を設定します。 |
手摺の形状を変更する
材質 | 手摺の材質(木製、金属製)を設定します。材質によって、矩計図の表現が異なります。![]() |
形状 | 手摺、横桟の断面形状を設定します。![]() |
壁間距離 | 「壁付」がONのとき、壁から手摺までの距離を設定します。 「壁」がONの場合は、壁(躯体)から手摺までの距離になります。「壁」がOFFの場合は、入力点からの距離になります。 ![]() |
厚さ | 手摺親の厚さを設定します。 |
幅 | 手摺親の断面形状が「矩形」のときの幅を設定します。 |
直径 | 手摺親の断面形状が「丸」のときの直径を設定します。 |
手摺素材 | パースモニタに表示する手摺親の素材を設定します。 |

手摺の壁・壁仕上を変更するにはA210150_nbt_sec03
「手摺基本」タブの「壁」がONのとき、「壁/仕上」タブで壁仕上、壁幅、笠木などを設定します。
仕上 | 手摺壁に仕上を張る場合はONにします。 手摺の壁仕上に内壁仕上を使用するときは「内壁仕上」をONにして、「マスタ」で仕上マスタを選択します。 外壁仕上を使用するときは「外壁仕上」をONにします。 |
|
外部標準を使用する | 「外壁仕上」がONの場合、「マスタ」で設定されている外壁仕上マスタを使用せず、「物件初期設定:外部標準-外部標準」の設定を使用する場合は、ONにします。 | |
腰壁高 | 「マスタ」で選択した仕上マスタに腰壁が設定されている場合、手摺壁の下端高からの腰壁の高さを設定します。 | |
水切高 | 「外壁仕上」がONのとき、手摺壁の下端高からの水切の高さを設定します。 |
|
巾木高 | 手摺壁の下端高からの巾木の高さを設定します。 | |
壁幅 | 手摺壁の幅です。 「柱/壁サイズから取得」がOFFの場合は、手摺壁の幅を設定します。 「柱/壁サイズから取得」がONの場合は、柱または壁のサイズにより自動的に設定されます。 |
|
柱/壁サイズから取得 | 「壁幅」を自動的に設定するとき、ONにします。 取得する値は、「手摺基本」タブの「構造」によって異なります。 |
|
構造が「木」 | 主構造が「木」の場合、「物件初期設定:柱・基礎・束」の「木(管柱)」を取得します。 | |
主構造が「2×4」の場合、「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「204」を取得します。 | ||
構造が「S」 | 「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「鉄骨胴縁縦」を取得します。 | |
構造が「RC」 | 「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「RC」を取得します。 | |
材質 | 笠木の材質(木製、金属製)を設定します。 | |
笠木厚 | 笠木の厚さを設定します。笠木のチリは、15㎜です(プログラム固定)。 | |
下見切厚 | 下見切の厚さを設定します。下見切のチリは、15㎜です(プログラム固定)。 | |
笠木素材 | 立体表現で使用する笠木の素材を設定します。 | |
下見切素材 | 立体表現で使用する下見切の素材を設定します。 |

手摺・桟などを変更するにはA210150_nbt_sec04
通常手摺のとき、「手摺子」タブで手摺子、横桟、ワイヤー、アクリル板などについて設定します。
![]() |
手摺子の形状を設定します。![]() |
厚さ | 形状が「矩形」の手摺子の厚さを設定します。 |
幅 | 形状が「矩形」の手摺子の幅を設定します。 |
直径 | 形状が「丸」の手摺子の直径を設定します。 |
ピッチ | 手摺子の束のピッチを設定します。 |
横桟・ワイヤー | 通常手摺のとき、手摺(束)に横桟またはワイヤーを付けるときはONにして、「設定」で桟の段数などを設定します。![]() ![]() |
アクリル板 | 通常手摺のとき、手摺(束)にアクリル板を付けるときはONにして、「設定」で上下枠の有無や手摺からの空きを設定します。![]() ![]() |
目地 | 通常手摺のとき、手摺(束)にアクリル板を付けるときはONにして、「設定」で目地パターンなどを設定します。![]() ![]() |
手摺に勾配がつくとき、目地を選択したタイプやパターンの角度のまま入力するときは「角度固定」をONにします。手摺の勾配を考慮した角度で目地を入力するときはOFFにします。 | |
手摺の端部まで目地を設定する場合は、「端登録」をONにします。 | |
手摺子素材 | 立体表現で使用する手摺子の素材を設定します。 |
横桟素材 | 立体表現で使用する横桟の素材を設定します。 |

手摺壁に開口を設けるにはA210150_nbt_sec05
「手摺基本」タブの「壁」がONのとき、「開口」タブで手摺壁に開口を設けるかどうかを設定します。
開口 | 手摺壁に開口を入力するときはONにします。ただし、開口の形状は矩形のみです。 |
枠 | 開口部に枠を設定するときはONにして、「設定」で見付などを設定します。 OFFの場合は、開口の小口部分には壁仕上が廻ります。 ![]() |
目地 | 開口部に目地を設定するときは「設定」で目地を設定します。 目地を設定しない場合は、「ハッチング」をONにして「無地」を選びます。 ![]() |
「目地設定」で開口部にガラスを付けるには、「ガラス登録」をONにします。 | |
開口高 | 開口部の高さを設定します。 |
開口幅 | 開口部の幅を設定します。 両端から開口開始距離だけ引いた残り長さが開口幅の2倍より小さい場合(開口が 2 個は入らない場合)、残りの長さがそのまま開口幅となり1つの開口が配置されます。 |
上端距離 | 手摺壁の上端から開口部上端までの高さを設定します。 |
開始距離 | 手摺壁の両端から開口部までの距離を設定します。 |
ピッチ | 両端から開始距離だけ逃げたところに最初の開口を入れて、さらにその2つの開口の間に開口を等間隔に配置します。 このときの等間隔の距離が設定したピッチより小さくなるまで開口が配置され、個数が決まります。 |
開口の間隔は、設定したピッチと同じにはなりません。指定した間隔で開口を設けたい場合は、![]() |