たれ壁
たれ壁を配置します。たれ壁は、上部R付き、R隅取り、三角形、隅取りの形状を表現することもできます。

たれ壁を配置するA210338_hta_sec01
「柱壁」メニューから「たれ壁」を選びます。
- 「たれ壁」ダイアログで配置基準、壁厚、たれ高などを設定します。
- たれ壁の始点と終点をクリックします(入力方法:線分)。
メモ
- たれ壁の配置後は、壁仕上の作成が必要です。
- すでに壁が配置されている箇所にたれ壁を入力すると、確認画面が開きます。「はい」で壁を開口できますが、壁仕上は開口されないため、壁仕上の再作成が必要です。

「たれ壁」ダイアログの機能A210338_hta_sec02
柱芯ピック | ピックモードが有効にならない間くずれした部屋の柱などを指定して入力するときにONにすると、柱芯をピックできます。 |
【柱芯をピック可能な柱】 通し柱、隅柱、管柱、丸柱、半柱、床柱、RC柱、S柱 |
|
幅・せい | カマチの幅・せいを設定します。 |
カマチのチリは、「物件初期設定:壁」の【チリ】にある「巾木・見切縁」で設定します。 | |
管柱サイズと同一 | カマチの幅を管柱と同じ幅にするときは、ONにします。 管柱の幅は、「物件初期設定:柱・基礎・束」の「木(管柱)」で設定されています。 |
逃げ | 始点と終点を指定した位置からカマチの端までの距離を設定します。 逃げを設定しない場合はOFFにします。 |
壁編集 | 柱壁・壁仕上を削除してカマチを入力する場合はONにします。このとき、木造の場合、カマチの両端に柱(管柱または半柱)が配置されます。 柱壁・壁仕上を削除しない場合はOFFにします。たれ壁が入力されている箇所にカマチを入力する場合はOFFにしてください。 |
素材 | 属性変更時に設定可能です。カマチの立体表現で使用する素材を設定します。 |
たれ壁形状 | 「たれ壁形状設定」ダイアログで開口タイプを上部R付き/R隅取り/三角形/隅取りに変更できます。 |
メモ
- たれ壁の入力時には鉛直笠木を設定する「鉛直笠木」は表示されません。鉛直笠木を付けたいときは、入力後に属性変更ダイアログから設定してください。

たれ壁の形状を変更するにはA210338_hta_sec03
「たれ壁」ダイアログの「たれ壁形状」をクリックして、「たれ壁形状設定」ダイアログで設定します。
開口タイプ | たれ壁の開口部分の形状(通常/上部R付き/R隅取り/三角形/隅取り)を設定します。 |
始点側・終点側 | 始点側と終点側ごとに開口タイプを適用するかどうかを設定します。 始点側に開口タイプを適用しない場合は、「始点側」をOFFにします。 ![]() |
高さ | 開口上端から開口タイプ部分(開口上部のR部分、R隅取り部分、三角形部分、隅取り部分)の高さを設定します。![]() |
たれ高 | たれ壁開口の上端高(開口タイプ部分を含む)が、FL基準で表示されます(ここでは変更不可)。
|