建具/クイック建具入力
出入口の部屋タイプと 2 点間の距離より建具を自動選択して入力します。簡単に建具を入力して、建物のイメージを確認するときなどに使用します。

クイック建具を使用するA210400_aqk_sec01
「建具」をクリックします。
または建具入力バーの「クイック建具」をクリックします。- 「クイック建具入力」ダイアログの「キー」「補正タイプ」を設定します。
- 建具の始点と終点をクリックします。
メモ
- 窓の取付高は、クイック建具マスタで設定されている「窓取付高」となります。
- 使用するクイック建具マスタは、「物件初期設定:マスタ環境-共通マスタフォルダ」の「クイック建具マスタタイプ」で設定します。

「クイック建具入力」ダイアログの機能A210400_aqk_sec02
マスタタイプ | クイック建具マスタに登録されているタイプを切り替えます。 |
キー | 外部に建具を入力する場合は、「自動判定」「戸(外部)」「窓(外部)」が有効となります。
|
補正タイプ | 補正タイプをクリックします(キー割り当てはありません)。 入力点の補正を行わない場合は、「1 ・---・ 2」をクリックします。 |

自動判定についてA210400_aqk_sec03
外部建具の大壁・真壁の判定
部屋の外周部を外部と判断し、部屋属性の「壁タイプ」より自動判定します。
マスタでは、大壁戸、大壁窓、真壁戸、真壁窓と分類して建具を登録しているため、大壁と真壁で入力される建具が異なります。
壁タイプ | クイック建具マスタ |
大壁 | 「外部」の「1階大壁戸」「1階大壁窓」「1階以外大壁戸」「1階以外大壁窓」の建具が入力されます。 |
真壁 | 「外部」の「1階真壁戸」「1階真壁窓」「1階以外真壁戸」「1階以外真壁窓」の建具が入力されます。 |
大壁 ※ 床仕上の床タイプが「畳床」 |
玄関・勝手口の外部建具
玄関、勝手口、縁側、サニタリー、車庫の場合は、 Ctrl キーと Shift キーによる窓と戸の入力分けができません。
部屋タイプにより、次のマスタが使用されます。
部屋タイプ | クイック建具マスタ |
玄関 | 「外部」の「玄関」の建具が入力されます。 |
勝手口 | 「外部」の「勝手口」の建具が入力されます。 |
縁側 | 「外部」の「縁側」の建具が入力されます。 |
便所、浴室(ユニットバス)、浴室(在来)、脱衣所、洗面所 | 「外部」の「サニタリー」の建具が入力されます。 |
車庫等 | 「外部」の「車庫」の建具が入力されます。 |
台所 | キー指定なし(窓の入力)の場合は、「大壁窓」「真壁窓」の建具が入力され、Ctrlキー(戸の入力)の場合は、「外部」の「勝手口」の建具が入力されます。 |
外部戸と窓の自動判定
ポーチや犬走りなどがある場合 | ポーチ、犬走り、ウッドデッキ、ベランダ、バルコニー、濡れ縁に接する部屋線上に入力する場合は、自動的に「戸」が入力されます。 この箇所に「窓」を入力したい場合は、Ctrl キーを押しながら入力してください。 |
ポーチや犬走りなどがない場合 | ポーチ、犬走りなどがない場合は、自動的に「窓」が入力されます。「戸」を入力したい場合は、Shift キーを押しながら入力してください。 |
内部戸の自動判定
部屋属性の「部屋タイプ」より自動判定します。
クイック建具マスタでは、隣接する部屋ごとに建具を登録しているため、洋室と和室の間と、和室と縁側の間に配置する場合では、入力される建具が異なります。
![]() |
洋室と和室の間には、「洋室」と「和室」が交差するセルに登録されている建具が入力されます。 和室と縁側の間には、「和室」と「縁側」が交差するセルに登録されている建具が入力されます。 |

戸の開き方向A210400_aqk_sec04
片開き建具は、1点目が吊元となります。
外部建具の場合
外部側に開き方向が設定されます。
内部建具の場合
隣接する部屋の部屋タイプにより開き方向が決定されます。
開き方向における部屋タイプの優先度は、次のようになっています(プログラム固定)。
開き戸の場合、上位にある部屋側に扉が開き、下位にある部屋側には開かないようになっています。部屋タイプ「ホール・廊下」と「押入れ」の間に開き戸を入力した場合、「ホール・廊下」側に扉が開くことになります。
![]() |
左図「外部部屋」は、部屋属性ダイアログの「外部部屋」がONの部屋を指します。 |
メモ
- 内・外が「ふすま」「木製」となっている2~4枚引違戸を、和室と洋室の境界に入力すると、和室側がふすまとなるように建具が入力されます。