段差表示/自動段差表示
任意の段差表示を作図します。また、2つの部屋の境界部(戸、カマチがある位置)などの段差を自動で作図します。

段差表示を作図するA211115_sda_sec01
「性能」メニューから「段差表示」の「段差表示」を選びます。
- 「段差表示」ダイアログで、段差表示の表現(通常、またぎ)と形状、寸法線の有無などを設定します。
寸法表示 段差の寸法線を作図します。 表現 段差の形状を選択します。
通常
またぎ向き(上がり方向) 段差の上がり方向を選択します。 段差
段差2段差の高さを入力します。
表現で「またぎ」を選択した場合は、「段差2」に上部側の段差を入力します。目地タイプ
間隔1
間隔2躯体部分のハッチングを設定します。「間隔1」「間隔2」に目地の間隔を入力します。 上部厚
下部厚上部側と下部側の躯体の厚さを入力します。 重なり長さ/またぎ長さ 通常の段差で上部と下部が重なる部分の長さを入力します。またぎのときは、またぎ部分の長さを入力します。 余長 重なり/またぎ部分を除く端までの長さを入力します。 ハンチ長さ 下部の段差をハンチ状にします。ハンチにする部分の長さを入力します。 下線 段差の下線を作図します。 - 段差表示の配置位置をクリックします。
メモ
- 入力するシンボルを回転するには、マウスの中ボタン、またはキーボードの無変換キーを押します。

部屋間の段差を自動作図するA211115_sda_sec02
2つの部屋の境界部(戸、カマチがある位置) 、部屋と床コーナー、ポーチ、バルコニーの境界部を指定して段差を自動作図します。
「性能」メニューから「段差表示」の「自動段差表示」を選びます。
-
「自動段差表示」ダイアログの「個別指定」をONにします。
- 部屋の境界部をクリックします。
-
「自動段差表示」ダイアログで段差表示の形状、寸法線の有無などを設定します。
-
段差を表示する位置をクリックします。
メモ
- 段差の表現の「通常」と「またぎ」は自動で判断されます。
- 寸法値のフォント、スタイルは、「共通初期設定:フォント」の「寸法線」の設定が連動します。
- 寸法線の形状、寸法値の大きさは、「物件初期設定:CAD関連-寸法・引出線」の「寸法線」の設定が連動します。

複数の部屋間の段差をまとめて作図するにはA211115_sda_sec03
「性能」メニューから「段差表示」の「自動段差表示」を選びます。
- 「自動段差表示」ダイアログの「範囲指定」をONにします。
- 作図したい境界を含むように範囲を指定します。
- 「自動段差表示」ダイアログで段差表示の形状、寸法線の有無などを設定します。
- 「OK」をクリックします。
メモ
- 範囲指定の場合、下端がFL+500 を超える建具および開口には「またぎ」を表現しません。
- 範囲指定の場合、部屋タイプが「床の間」「仏間」「収納」「押入」「共有ホール・廊下」「共有階段」の場合は作成されません。