通し柱複写

他階の通し柱を複写するには、「ツール」メニューの「通し柱複写」を使用します。手入力するときの入力のずれを防ぐことができます。

また、「通し柱複写」は、該当階の通し柱が、対象階(1階以下は上階、2階以上は下階)の通し柱とずれていないかチェックすることができます。

通し柱複写の機能

機能 処理
削除 該当階の管柱と対象階(1階以下は上階、2階以上は下階)の通し柱が重なっている、もしくは、通し柱が柱サイズ以下の範囲でずれている場合、該当階の重なっている(ずれている)柱を削除します。
複写 該当階の通し柱と重なっていない箇所以外の対象階の通し柱を複写します。
ずれチェック 該当階の通し柱が対象階の通し柱とずれていないかチェックし、ずれている通し柱を選択表示します。

メッセージ

メッセージ 処理
平屋は対象外です。 平屋の場合に表示されます。
上階(下階)にデータがありません。 対象階に図面がない場合に表示されます。
上階(下階)に通し柱がありません。 対象階に通し柱がない場合に表示されます。
上階(下階)とずれた位置に通し柱がありました。 該当階にずれた位置に通し柱があった場合、通し柱の複写後、ずれた柱を選択します。
上階(下階)から通し柱を複写しました。 該当階にずれた位置に通し柱がなく、複写処理を行った場合、また柱サイズ以下の範囲でずれた位置に通し柱があったため、削除して複写した場合に表示されます。
通し柱の位置は、上階(下階)と同じ位置にありました。 該当階にずれた位置に通し柱がなく、複写も行わなかった場合