専用初期設定:パラペット-パラペット
「屋根」メニューの「パラペット」の「パラペット自動配置」「パラペット(一般)」で入力する一般的なパラペットの初期値を設定します。

一般的なパラペットの初期値・タイプを変更するにはA230160_par_sec01
登録するタイプをクリックしてから、「形状」「仕上」「笠木」タブを設定します(10タイプまで登録可)。
タイプ名を変更するには
「名称」をダブルクリックして変更します。
「パラペット」の初期値
一覧でタイプを選択して「OK」をクリックすると、選択しているタイプが、「屋根」メニューの「パラペット」にある「パラペット自動配置」「パラペット」の初期値として確定します。

一般的なパラペットの形状を変更するにはA230160_par_sec02
「形状」タブで、パラペットの構造、壁厚、あご先端厚など形状を設定します。
※ 外断熱、下地オフセットは、パラペットの入力時に設定します。
一般/壁付 | パラペットの立上部の内側にパラペットを取り付けるには「壁付」をONにします。 立上部も含めてパラペットを取り付けるには「一般」をONにします。 |
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構造 | パラペットの構造を「木」「RC」「S」「ALC」より設定します。 構造によって、矩計図の表現が異なります。 |
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全体高 | パラペットの高さを設定します。 | |
壁幅 | パラペットの壁の幅です。 「柱/壁サイズから取得」がOFFの場合は、壁幅を設定します。 「柱/壁サイズから取得」がONの場合は、柱または壁のサイズにより自動的に設定されます。 |
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柱/壁サイズから取得 | 「壁幅」を自動的に設定するとき、ONにします。 取得する値は、「形状」タブの「構造」によって異なります。 |
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構造が「木」 | 主構造が「木」の場合、「物件初期設定:柱・基礎・束」の「木(管柱)」を取得します。 | |
主構造が「2×4」の場合、「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「204」を取得します。 | ||
構造が「S」 | 「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「鉄骨胴縁縦」を取得します。 | |
構造が「RC」 | 「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「RC」を取得します。 | |
構造が「ALC」 | 「物件初期設定:壁」の【壁厚】の「ALC」を取得します。 | |
あごの先端厚 | あごの先端部分の厚さを設定します。 | |
天端ハンチ高 | 天端のハンチ部分の高さを設定します。 | |
あごの出 | パラペットのあごの出を設定します。 | |
煉瓦 | パラペットの内側に煉瓦を積むときはONにして、段数を設定します。 | |
破風 | パラペットの外側を破風状にデザインするとき、ONにして「設定」で設定します。![]() ![]() |

パラペットの仕上を変更するにはA230160_par_sec03
パラペット外側の仕上を変更するには、「仕上」タブの「外壁仕上」で変更します。仕上は、「形状」タブの「一般」がONのときに設定できます。
メモ
- 「物件初期設定:外部標準-外部標準」で選択されている外部標準マスタの外壁仕上を使用したい場合は、「外部標準を使用する」をONにします。パラペットの外壁仕上は建物と異なるものにする場合はOFFにして外壁仕上を選択します。
- パラペットの小口部分には外壁仕上が廻りますが、仕上厚を表現するには「小口仕上」をONにします。屋根伏図では小口の仕上厚は確認できませんが、パースモニタ、立面図で確認できます。

パラペットの笠木を変更するにはA230160_par_sec04
パラペット上端に笠木を付けるかどうかは、「笠木」タブで変更します。笠木は、「形状」タブの「破風」がOFFのときに設定できます。
メモ
- 「アルミ」「モルタル」ごとに素材は設定できません。
- 「アルミ」「モルタル」によって矩計図の表現が異なります。