自動立上
平面図の部屋領域から軒線と屋根を自動配置して、図面化を行います。
まず、簡単に寄棟や切妻屋根などをかけて外観イメージを確認したい場合などに「簡易」を使用します。
※「簡易」は、初期では表示されていません。使用するには、コマンドカスタマイズで表示する必要があります。

軒線・屋根を自動配置するA230270_jdo_sec01
「簡易」をクリックします。
- 「自動立上」ダイアログの「作成タイプ」で「寄棟」など屋根形状を選びます。
「切妻」「入母屋」「飾り切妻」の場合、CAD画面の方向を基準にして、妻側方向にチェックを付けます。
「陸」の場合、勾配基準方向にチェックを付けます。 - 「OK」をクリックします。
メモ
- 屋根の作成条件には、「専用初期設定:屋根配置条件」「専用初期設定:図面作成条件」で設定します。
- 屋根仕上は、「物件初期設定:外部標準-外部標準」で選択されている外部標準マスタの屋根仕上となります。
- 妻側指定は「上」「下」「左」「右」をすべてONにできます。ただし、実際に屋根を自動配置するときは、出隅の上→下→左→右、続いて入隅の上→下→左→右の優先順位で妻側が指定されます。このとき、隣接した線が既に妻側に指定されている場合、妻側には指定されません。

複数階まとめて自動配置するにはA230270_jdo_sec02
Shiftキーを押しながら「簡易」をクリックします。
「自動立上」ダイアログで「OK」をクリックすると、階を指定するダイアログが開きます。Ctrlキーを使って複数階選んで「自動立上」をクリックすると、複数階が自動配置されます。