太陽光パネル自動配置
指定した屋根に、オフセットと基準位置を指定して太陽光パネルを自動配置します。

太陽光パネルを自動配置するA230665_tya_sec01
「パネル」メニューから「太陽光パネル自動配置」を選びます。
- 屋根をクリックします。
- 「太陽光パネル自動配置」ダイアログで、屋根領域からのオフセット、馬張り・いも張りなどを設定します。
- CAD画面でパネルの配置状況を確認して、基準線の位置をクリックします。
屋根領域、オフセット、基準線の位置(パネルの最下段となります)、パネルサイズよりパネルの段数の各段の個数が決定します。
メモ
- パネルは、領域内に収まるよう入力されるため、指定したオフセットよりも内側に配置されることがあります。またパネルは基準線の中点を基準にセンタリングされて配置されます。
- 指定した屋根に対して、パネルの配置可能な領域を指定したいときは、「太陽光パネル自動配置」ダイアログの「領域指定入力」をONにして、領域を指定してから基準線の位置をクリックします。
- 太陽光パネルの下端は、仕上面を基準に入力されます。屋根の仕上厚が変更された場合は、
「編集」メニューの「高さ一括設定」で屋根の高さに合わせください。
- 屋根の勾配が変更された場合も、
「編集」メニューの「高さ一括設定」でパネルを屋根の高さに合わせることができますが、パネル同士が重なったり隙間が生じてしまいます。勾配を変更したときは、パネルを再配置してください。

「太陽光パネル自動配置」ダイアログの機能A230665_tya_sec02
パネルタイプ | 「変更」をクリックして「太陽光パネル選択」ダイアログでパネルを変更します。 パネルは、「専用初期設定:太陽光パネル」で登録します。 |
縦横入替 | 選択したパネルの縦と横を入れ替えます。 例:「1165×990×45」→「990×1165×45」 |
コーナー | メインのパネルが配置されないところにコーナー部のパネルを配置するときは、ONにします。 |
選択したパネルタイプにコーナー部のパネルが設定されている必要があります。コーナー部のパネルが設定されていない場合は設定できません。![]() |
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疑似パネル | 「コーナー」がONのときに設定できます。コーナー部のパネルを発電しないタイプにするときは、ONにします。 |
存在パネル出力 | 全階に配置されているパネルの出力容量の合計を表示します。 |
追加パネル出力 | 今から追加するパネルの出力容量の合計を表示します。パネルを配置する屋根を指定すると表示されます。 |
合計パネル出力 | すでに配置されているパネルと、今から追加するパネルの出力容量の合計を表示します。 |
馬張り・いも張り | 馬張り方式、いも張りのどちらでパネルを配置するかを設定します。![]() |
最大段数指定 | 縦方向に配置するパネルの段数を指定するときはONにして、最大とする段数を設定します。 |
パネル間隔 | 各パネル間(左右、上下)の間隔を設定します。 |
平面不出力 | 図面を印刷するとき、太陽パネルを出力しないようにするときは、ONにします。平面データは「線種:点線」「ペンNo:不出力」で描画されます。 |