方位マーク
方位マークを入力します。方位マークは、北側斜線、東西南北の立面図などに影響します。

マウスで方位マークの方向を指定するA260225_sho_sec01
「敷地」メニューから「方位マーク」を選びます。
- 「方位マーク」ダイアログで方位マークのタイプのボタンをONにします。
- 「基準指定」をOFFにします。
- 「真北角度」がONのときは(初期値はON)、磁北に対する真北角度のずれ(偏角)をマイナス値で設定します。
- 方位マークの基準点、方向をクリックします。
メモ
- 方位マークに表示される「N」「真北」の文字サイズは、プログラム固定です(2.7㎜)。
- 北方位を示す「N」を方位マークに付けないときは、「Nを描画しない」をONにします。
- 磁北と真北を表示するには、「真北角度」をONにして、磁北に対する真北角度のずれ(偏角)をマイナス値で設定します。
(例)磁気偏角:7.20の場合、「真北角度」に「-7.2」と設定します。図面には「7.2000」と表示されます。 - タイプ3とオリジナルの方位マークでは、真北角度、N・真北の表記を行うことはできません。オリジナルの方位マークは、マスタに登録されている文字列での表現となります。

方角の基準を指定して方位マークを入力するにはA260225_sho_sec02
「方位マーク」ダイアログの「基準指定」をONにして、基準線から反時計周りの角度を設定します。方角の基準線と方位マークの配置位置をクリックします。

オリジナルの方位マークをマスタに登録して使用するにはA260225_sho_sec04
汎用コマンドを使用、または汎用データを読み込んで作成した方位マークを、マスタに登録して使用することができます。
「N」表記で登録された方位マークを配置するときに「真北」を表記することはできません。あらかじめ文字列を「真北」に変更してからマスタに登録してください。
方位マークを登録する
- 登録したい方位マークを準備しておきます。
「敷地」メニューから「方位マーク」を選びます。
- 「方位マーク」ダイアログの「オリジナル」をクリックして、「リスト登録」を選びます。
- 登録する方位マークを選択します。
- 順に配置基準点と北方向を指定します。
- ダイアログの「登録形状一覧」で未登録欄を選んで、「OK」をクリックします。
- 方位マークの名称を設定して、「OK」をクリックします。
オリジナルの方位マークを配置する
- 「方位マーク」ダイアログの「オリジナル」をクリックして、「リスト読込」を選びます。
- ダイアログの「登録形状一覧」で方位マークを選んで、「OK」をクリックします。
- 配置基準点と北方向を指定します。
メモ
- オリジナルの方位マークでは、真北角度を表現することはできません。
- オリジナルの方位マークは、「○:\fcapp\atzero\atzeromaster\汎用シンボル」に保存されます。この保存先フォルダは、「物件初期設定:マスタ環境-共通マスタフォルダ」の「部品/設備他」タブにある「汎用シンボル」で変更できます。

方位マークの影響A260225_sho_sec03
1図面に1つのみ
他図面から方位マークの方角を参照するため、1図面に複数の方位マークを入力できません。すでに入力されている方位マークは、方位マークの入力時に削除されます。
敷地の境界線設定
「専用初期設定:斜線タイプ-斜線」の「敷地境界線属性を自動設定する」がONの場合、方位マークの入力時に自動で敷地の北側斜線が設定されます。
東西南北の立面図について
東西南北の立面図を作成するとき、配置図 1 面に入力されている方位マークの方角を参照します。
配置図 1 面に方位マークが入力されていない場合は、平面図の方位マークを参照します。
平面図にも方位マークが入力されていない場合は、配置図 1 面の真上を北として方角を設定します。