自動車軌跡
前面道路がある場合など、駐車スペースへの駐車が可能かどうかを、自動車軌跡を配置してチェックします。
自動車の軌跡図作図手法の参考文献
公益社団法人 自動車技術会 自動車規格『セミトレーラ及びフルトレーラの直角旋回軌跡図の様式』(JASO Z 006-92)

自動車の軌跡を入力するA260560_gji_sec01
「外構」メニューから「自動車軌跡」を選びます。
- 「自動車軌跡」ダイアログで旋回角度、配置基準などを設定します。
- 「車種」の「軽」「小型」「普通」をクリックして、車種を選択します。
- 配置角度を変更する場合は、「配置角度」の「90度回転」をクリックします。
クリックするごとに、自動車軌跡が反時計回りに90度回転します。 「左折」と
「右折」をクリックして、駐車位置からの自動車の旋回方向を切り替えます。
- 自動車軌跡の基準点をクリックします。
メモ
- 基準点と方向を指定して入力するには、Shiftキーを押しながら基準点、方向を順にクリックします(入力方法「1点方向」と同様)。

「自動車軌跡」ダイアログの機能A260560_gji_sec02
平面不出力 | 自動車軌跡の平面データを出力しないときは、ONにします。 |
旋回角度 | 駐車位置からの直進方向に対する旋回角度を設定します。 |
配置基準 | 自動車軌跡における配置基準は、次図の位置になります。![]() |
90度回転 | 入力方法が「1点」のときに設定できます。ボタンを押すごとに、現在の配置角度から反時計時計回りに90度回転します。![]() |
角度指定 | 任意の角度を設定したいときはONにして、角度を設定します。![]() |
車種 | 自動車軌跡の対象となる車種(軽自動車、小型車、普通車)を選択します。車種によって、「サイズ」の初期値が異なります。 |
サイズ |
![]() |
ホイールベース | 前輪の中心から後輪の中心までの長さを設定します。 |
トレッド | 左右のタイヤの中心間の長さを設定します。 |
オーバーハング | 前輪の中心から車体の先端までと、後輪中心から後端までの長さを設定します。 |
最小回転半径 | ステアリングを目一杯切って走ったときの、前輪(外側)の中心が描く円の半径を設定します。 |
直進移動距離 | 駐車位置から自動車軌跡を開始する位置までの距離を設定します(「配置基準」の図を参照)。駐車位置から道路へ出るまでの距離が離れている場合は、この距離を調整します。 |