Piranesi変換

現在設定されているアングルのパースを、株式会社インフォマティクスのペイントレンダリングシステム「Piranesi」に連携します。

Piranesiには、レンダリングしたパースのイメージがそのまま取り込まれます。

※ Piranesiがインストールされている必要があります。全バージョンのPiranesiで取り込むことができます。

Piranesiに連携する

  1. まず、立体データのアングル、拡張画面の「光源」「表示」タブを設定します。
  2. 「ファイル」メニューから「他プログラム専用連携」の「Piranesi変換」を選びます。
  3. 「Piranesi変換」ダイアログで、画像のサイズ、解像度などを設定します。

    モニタサイズ印刷する用紙サイズは考えず、現在のモニタサイズの画像を作成する場合にONにします。
    モニタサイズのまま連携したいときは、こちらをONにして「モニタサイズ×1.0」で操作します。
    用紙サイズ用紙サイズを決めて、そのサイズに合わせて画像を作成する場合にONにします。用紙サイズとモニタサイズは異なるため、両サイドや上下が切れたりすることもあります。
    解像度ドラフト(72dpi)簡易印刷用のイメージ
    標準(150dpi)標準の品質のイメージ
    高品質(300dpi)高品質のイメージ
    グレーグレーの陰影のイメージで変換します。
    単色単色表現で変換します(パースモニタの「隠面(フラット)」と同じ表現)。
    テクスチャテクスチャ表現で変換します(パースモニタの「隠面(テクスチャ)」と同じ表現)。
    樹木を出力する配置図で入力した樹木がモニタに表示されている場合に、樹木を変換する場合はONにします。
    保存後、確認 Piranesiがインストールされている場合に設定できます。ファイル(*.epx)の保存後、Piranesiを起動します。ファイルだけを作成する場合はOFFにします。
  4. 「レンダリング実行」をクリックして、レンダリングを開始して連携します。
  5. レンダリングが終了したら、「保存」をクリックします。
  6. 「Piranesiファイルの保存」ダイアログで、Piranesiファイル(*.epx)の保存先フォルダ、ファイル名を指定して「保存」をクリックします。
  7. 「保存後、確認」がONの場合、Piranesiが起動して、レンダリングしたイメージの画像が取り込まれます。
    このあと、Piranesiで編集します。

メモ

  • 「Piranesi変換」でレンダリングを実行するため、「レンダリング実行」は不要です。
  • Piranesi変換のレンダリングでは、拡張画面の「設定」タブの設定を使用しません。
    「線画合成」「レンズフレア」がONであっても、線画合成、レンズフレアは表現できません。
  • 品質レベルは、「フルレイトレ」でレンダリングします。
  • パーススタジオでは、光源の設定が「天空光【内観】」「アンビエント・オクルージョン」になっている場合、Piranesi変換ができません。
    天空光【内観】は、他のモードにない特別な処理(FinalGather)を行っています。レンダリングしたデータをPranesiで使用するには、他のモード(通常光、天空光【外観】、ラジオシティ【内観】)を選択してください。