太陽光遮断面全削除
太陽光遮断面の削除と太陽光遮断面の役割について説明します。

太陽光遮断面を削除するA280910_hsh_sec01
太陽光遮断面を削除するには、「編集」メニューの「太陽光遮断面全削除」を選びます。
メモ
- 削除した遮断面は、元に戻せないので注意してください。
- 太陽光遮断面は、モニタ上は確認、選択できません。

太陽光遮断面とはA280910_hsh_sec02
太陽光を使用してレンダリングを行う場合に、仕上面から内観に差し込む太陽光を遮断する面です。
太陽光遮断面があるために、内観に太陽光が差し込まないようになります。
可視方向でない方向(※)に太陽がある場合、鳥瞰パースのように天井と屋根がない場合、太陽光遮断面がないと、次図(下)のように太陽光が差し込んでしまいます。
太陽光遮断面を作成することで、次図(上)のように内観に差し込む太陽光を遮断できます。
メモ
- 可視方向とは、視覚的に物体(面)を確認できる方向のことをいいます。
つまり、可視方向となっている面に対しては素材を確認できますが、可視方向でない場合は素材を確認できません(透明となり、上空から見ると内部が見えてしまうことになります)。

太陽光遮断面を作成するにはA280910_hsh_sec03
太陽光遮断面は、次のときに作成されます。
パースモニタの場合
- 鳥瞰パースの作成時に「太陽光遮断」をONにした場合
パーススタジオの場合
「作成」メニューの「立体作成ウィザード」「内観データ作成」「鳥瞰データ作成」で内観、鳥瞰データを作成した場合は、自動的に太陽光遮断が作成されます。
- 太陽光を遮断した鳥瞰パース(パースモニタ)を読み込んだ場合