専用初期設定:法規(換気排煙)
換気、排煙の法規チェックについて設定します。
換気・排煙計算に関する係数を設定するには
換気計算
必要面積係数 | 換気に必要な開口部面積を算出するための法令値を設定します。 必要面積 = 区画床面積 × 必要面積係数 |
排煙計算
必要面積係数 | 排煙に必要な開口部面積を算出するための法令値を設定します。 必要面積 = 区画床面積 × 必要面積係数 |
区画最大値 | 1区画の防煙区画に対して、入力可能な最大床面積を入力します。 |
排煙有効高 | 排煙の有効部分を天井からの高さで設定します。![]() ※天井高さが3m以上の場合、排煙有効高は床面から2.1m以上かつ天井高さの1/2以上となります。 |
開口部計算
有効係数 | 開口部のある建具について、有効面積を算出するための有効係数を設定します。 それぞれ該当する建具の項目に、有効係数の分子、分母を入力します。 有効面積 = サッシ幅 × サッシ高さ × 有効係数 |
横軸窓の開き角度 | すべり出し・横回転・突き出し・倒し窓の開き角度の最大値を入力します。 この開き角度(α)から有効係数が算出されます。 【換気】90°≧α≧45° のとき「1/1」、45°>α>0° のとき「α/45°」 【排煙】90°≧α≧45° のとき「1/1」、45°>α>0° のとき「α/45°」 縦すべり、縦回転窓は、「縦すべり窓にも開き窓を採用」がONのときに有効です。 |
縦すべり窓にも開き角度を採用 | 縦すべり、縦回転窓にも、「横軸窓の開き角度」の有効係数を採用します。 OFFの場合は、「開き・開口」の有効係数を参照します。 |
メモ
- 片引きの場合は、1枚引きのときだけ「片引き・引分け」の開口部有効係数を参照します。
2枚引き、3枚引き、4枚引きのときの開口部有効係数は、それぞれ「2/3」「3/4」「4/5」になります。 - 上げ下げ窓がシングルハング(上部が固定)の場合は、排煙計算のみ有効係数が「1/1」になります。
- 平面図でガラスブロックが入力されている場合は、ガラスブロックを「Fix」として扱います。
- 屋根伏図でトップライトが入力されている場合は、有効係数を「1」として有効面積を算出します。