
一次エネルギー消費量算出プログラム連携
外皮性能計算で入力した情報を、国立研究開発法人 建築研究所の「エネルギー消費性能計算プログラム」用のXMLファイルに書き出して連携します。

エネルギー消費性能計算用のXMLファイルに書き出すA560530_ene_sec01
「連携」メニューから「エネルギー消費性能計算プログラム連携」を選びます。
- 「エネルギー消費性能計算用XML書き出し」をクリックします。
- 連携用テンプレートを選んで、「OK」をクリックします。
- 連携用XMLファイルの保存先フォルダとファイル名を指定して、「保存」をクリックします。
- 確認画面で「OK」をクリックします。
メモ
-
下記ファイルは、住宅・住戸の省エネルギー性能の判定プログラムで使用するテンプレートです。平成25年省エネルギー基準に準拠したプログラムですので、平成29年4月からは使用できません。
1_2地域用[FCA].xml
3地域用[FCA].xml
4_5_6_7地域用[FCA].xml
8地域用[FCA].xml - 「連携用テンプレート指定」ダイアログの「取込」をクリックすると、国立研究開発法人 建築研究所の「エネルギー消費性能計算プログラム」で作成した既存のファイルを連携用テンプレートとして使用することができます。
- 屋根伏図で入力した太陽光パネルの情報を連携用XMLデータに書き出しています。作成中の屋根伏図がある場合は、保存してから連携用XMLファイルを作成してください。
配置図または平面図1階に入力されている方位マークの方向を変更した場合は、再度、屋根伏図を保存してください。
書き出される太陽光パネルの情報は、以下の項目です。
・太陽電池アレイのシステム容量
・太陽電池アレイの種類
・太陽電池アレイの設置方式
・パネル設置方位角
・パネル設置傾斜角 - 複数のパネル面数が存在する場合(複数の屋根に太陽パネルが配置されている場合など)、エネルギー消費性能計算プログラムには、パネル面のシステム容量の大きいものから4つが取り込まれます。
- 太陽光電池アレイの種類には ARCHITREND ZERO の屋根伏図「専用初期設定:太陽光パネル」の「パネル登録」で開く「太陽光パネル一覧」の種類が連携します。ARCHITREND ZERO
Ver2.0 までの専用初期設定をお使いの場合は、種類が「未設定」になっています。
ARCHITREND ZERO
太陽光パネルの種類エネルギー消費性能計算プログラム
太陽電池アレイの種類未設定 結晶シリコン系太陽電池 単結晶シリコン 結晶シリコン系太陽電池 多結晶シリコン 結晶シリコン系太陽電池 化合物系(CIS) 結晶シリコン系以外の太陽電池 ハイブリッド型(HIT) 結晶シリコン系太陽電池 薄膜シリコン 結晶シリコン系太陽電池

エネルギー消費性能計算プログラムを開くA560530_ene_sec02
- 「エネルギー消費性能計算プログラム連携」ダイアログの「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)を開く」をクリックします。
- 確認画面で「はい」をクリックします。
- 国立研究開発法人 建築研究所の「エネルギー消費性能計算プログラム」のページが開くので、「使用許諾条件に同意する」をクリックします。
- ページ上部の「読込」をクリックして、出力した連携用XMLファイルを指定して読み込みます。
- 読み込んだデータを確認し、計算を実行します。
※ 詳しくは、国立研究開発法人 建築研究所のWebサイトの解説を参照してください。
メモ
- エネルギー消費性能計算プログラム Ver2を利用する場合は、すべての熱的境界(建具)のガラス仕様を平成28年基準にする必要があります。
- 共同住宅の場合は、上下階の熱橋を上下階の住戸で按分します。