許容応力度計算モード/梁基礎算定モード
木造構造計算プログラムでは、「許容応力度計算モード」
「梁基礎算定モード」を切り替えて、計算対象を変更することができます。

計算モードを切り替えるA630130_mod_sec01
モード | 内容 | 備考 |
許容応力度計算モード | 許容応力度計算ルート1、およびルート2で必要になる層間変形角と偏心率、剛性率を計算できます。 地震力、風圧力などの水平方向外力の算定を行い、鉛直構面、水平構面の検討を含めた建物全体の構造計算を行います。 |
3階建てまで対応 |
梁基礎算定モード | 長期優良住宅(性能表示耐震等級2等級以上)の場合に必要な横架材、基礎のチェックを目的としています。横架材、基礎部材を構造計算により全部材の安全を確認し、計算書を出力します。 | 2階建て以下が対象 |
個別計算 | スパン表に載っていない部材または条件がある場合に、これらの部材だけ個別に構造計算で安全を確認し、計算書を作成するときに使用します。 前述のモードにて、計算書を作成前に部材のチェックを一覧で確認することができます。 |
基礎の設計において、基礎設計用荷重を別途設定可能 |

許容応力度計算と梁基礎算定モードの計算実行の違いA630130_mod_sec02
2つのモードで計算実行の内容、計算書の構成が異なります。

許容応力度計算と梁基礎算定モードの初期設定の違いA630130_mod_sec03
2つのモードで初期設定の内容が異なります。